「高村薫」の連作短篇集『四人組がいた。』を読みました。

「高村薫」の作品は、2007年(平成19年)に読んだエッセイ(雑文集)『半眼訥訥』以来なので久し振りですね。
-----story-------------
これぞ高村流エンターテインメント!
とくに名物もない山奥の山村に、ヒマを持て余して集まる元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんの老人四人組。
村は、いつものように平穏のはすが……。
気球を使ったモダンアーティスト、若い保険外交員の娘、小学校の生徒、町史編纂する役場の職員、テレビクルーに女優……そしてたくさんの動物たちが、村でひと騒動を起こしていく。
四人は、AKBを見ながら過疎を愁い、ネットショッピングをしながら限界集落へと思いをはせる。
「日本の田舎」から今を描く、黒い笑いに満ちた短編連作。
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2008年(平成20年)から2014年(平成26年)に、文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に発表された作品、、、
「高村薫」作品初のブラックユーモア小説… 笑いを堪えるのが大変でしたね。
■四人組、怪しむ――(「明るい農村」を改題)
■四人組、夢を見る――
■四人組、豚に逢う――
■四人組、村史を語る――
■四人組、跳ねる――
■四人組、虎になる――
■四人組、大いに学習する――
■四人組、タニシと遊ぶ――
■四人組、後塵を拝す――
■四人組、危うし!――
■四人組、伝説になる――
■四人組、失せる――
限界集落の郵便局兼集会所で、元村長、元助役、郵便局長、キクエ小母さんの老人4人が毎日ヒマをつぶしている… 地域のことは何でもお見通し、、、
謎を残して終わった気球の里計画、レストランに化けたラブホテル、青白く光る豚…… アオムシを乗せたキャベツは逆襲し、若返りの泉でヤマメがしゃべる。
老人ばかりの村にタヌキのアイドルグループ(TNB48)が誕生し、獣や鳥が人間と肩を並べ、最後は閻魔様まで… 日本の田舎から今を描く、痛烈なブラックユーモア小説でした。
弾け過ぎている感じがして、最初は物語に入り込み難かったのですが… 読んでいるうちに、独特な雰囲気やリズムに飲み込まれてしまい、いつの間にか村民になった気持ちで読んでいましたね、、、
スローライフやエコといった純朴さとはかけ離れた里山… みんな欲深くて、儲け話にすぐに飛びつき、意地悪、好奇心、男女のあれこれも全部むき出し… 地方を舞台にして、今の日本の姿をユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出した作品だと思います。
「高村薫」作品にしては珍しく気楽に読める一冊でした。

「高村薫」の作品は、2007年(平成19年)に読んだエッセイ(雑文集)『半眼訥訥』以来なので久し振りですね。
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これぞ高村流エンターテインメント!
とくに名物もない山奥の山村に、ヒマを持て余して集まる元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんの老人四人組。
村は、いつものように平穏のはすが……。
気球を使ったモダンアーティスト、若い保険外交員の娘、小学校の生徒、町史編纂する役場の職員、テレビクルーに女優……そしてたくさんの動物たちが、村でひと騒動を起こしていく。
四人は、AKBを見ながら過疎を愁い、ネットショッピングをしながら限界集落へと思いをはせる。
「日本の田舎」から今を描く、黒い笑いに満ちた短編連作。
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2008年(平成20年)から2014年(平成26年)に、文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に発表された作品、、、
「高村薫」作品初のブラックユーモア小説… 笑いを堪えるのが大変でしたね。
■四人組、怪しむ――(「明るい農村」を改題)
■四人組、夢を見る――
■四人組、豚に逢う――
■四人組、村史を語る――
■四人組、跳ねる――
■四人組、虎になる――
■四人組、大いに学習する――
■四人組、タニシと遊ぶ――
■四人組、後塵を拝す――
■四人組、危うし!――
■四人組、伝説になる――
■四人組、失せる――
限界集落の郵便局兼集会所で、元村長、元助役、郵便局長、キクエ小母さんの老人4人が毎日ヒマをつぶしている… 地域のことは何でもお見通し、、、
謎を残して終わった気球の里計画、レストランに化けたラブホテル、青白く光る豚…… アオムシを乗せたキャベツは逆襲し、若返りの泉でヤマメがしゃべる。
老人ばかりの村にタヌキのアイドルグループ(TNB48)が誕生し、獣や鳥が人間と肩を並べ、最後は閻魔様まで… 日本の田舎から今を描く、痛烈なブラックユーモア小説でした。
弾け過ぎている感じがして、最初は物語に入り込み難かったのですが… 読んでいるうちに、独特な雰囲気やリズムに飲み込まれてしまい、いつの間にか村民になった気持ちで読んでいましたね、、、
スローライフやエコといった純朴さとはかけ離れた里山… みんな欲深くて、儲け話にすぐに飛びつき、意地悪、好奇心、男女のあれこれも全部むき出し… 地方を舞台にして、今の日本の姿をユーモアとシニカルを交えて軽妙に描き出した作品だと思います。
「高村薫」作品にしては珍しく気楽に読める一冊でした。
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