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『新・刑事コロンボ/汚れた超能力』 1989年アメリカ

2018年03月14日 18時09分00秒 | ■映画・ドラマ
  "COLUMBO: Goes to the Guillotine "


先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ/汚れた超能力』を観ました。

-----story-------------
アネマン超能力研究所では、国防省とCIAが注目する超能力者「エリオット・ブレイク」の透視能力について実験が繰り返されていた。
「エリオット」は次々に好成績を出していくが、それは、愛人であり、予算獲得を企む所長の「ポーラ・ハル博士」と協力してねつ造したものだった。
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刑事「コロンボ」シリーズの通算46話にあたる作品で、新刑事「コロンボ」シリーズとしての第1話にあたる作品、、、

「エリオット・ブレイク」は、愛人で研究者の「ポーラ・ハル博士」と組んで、イカサマで超能力者としての権威を築きつつあったが、マジシャンの「ダイソン」が現れ、「ブレイク」の超能力を否定… 「ブレイク」の能力は、超能力なのか、マジックなのか、判定を行うための大掛かりな実験が行われることになった。


その実験は、任意の地点に向かった3台のクルマから見える景色を透視するというものだったが… 「ブレイク」は全ての景色を正確に描き、実験はブレイク」側の勝利に終わる、、、


その夜、「ダイソン」が内側から鍵のかかった密室で、マジックセットのギロチンで首を斬られて死んでいるのが発見される… 自殺なのか、事故なのか、それとも殺人なのか、「コロンボ」「ダイソン」の手に残されたドライバ等から殺人と判断して捜査を進める。


ギロチンを使った残虐な殺害シーンや、政府を巻き込んだ大規模な事件、エンディングの「コロンボ」「ブレイク」の対決シーン等々、賑やかで派手さのある仕上がりになっていますが、作品の出来は、ちょっと物足りない感じがしたなぁ。

でも、「コロンボ」が、「ブレイク」に選ばせたカードの種類を当てたり、クルマから見える景色を透視する超能力(マジック)を自ら再現して関係者を驚かせたり、そして、終盤には命を賭けてギロチンのマジックを使いこなし「ブレイク」を罠にかけたり、エンディングでオモチャの銃で「ブレイク」を脅したり… と、見事にマジックを使いこなすシーンは、すっきり感があって良かったですね。






-----staff/cast-------------
監督:レオ・ペン
製作:スタンリー・カリス
   ジョン・A・マルティネリ
   リチャード・アラン・シモンズ
   ピーター・V・ウェア
共同製作総指揮:ピーター・フォーク
脚本:ウィリアム・リード・ウッドフィールド
撮影:ロバート・シーマン
音楽:ジョン・カカヴァス
出演:
 ピーター・フォーク
 アンソニー・アンドリュース
 カレン・オースティン
 ジェームズ・グリーン
 アラン・ファッジ
 ダナ・アンダーセン
 ロバート・コンスタンツォ
 アンソニー・ザーブ







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