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『刑事コロンボ/死者のメッセージ』 1977年アメリカ

2019年07月08日 21時41分00秒 | ■映画・ドラマ
   "COLUMBO: Try and Catch Me "


先日、BS-TBSで放映していた『刑事コロンボ/死者のメッセージ』を観ました。

-----story-------------
70歳を超えた今でも第一線で活躍する女流作家「アビゲイル・ミッチェル」は、最愛の姪「フィリス」を失ったヨットでの事故が、姪の夫「エドモンド」による殺害だったことを見抜き、復讐を計画していた。
彼女はニューヨークへ発つ夜、「エドモンド」を呼び出し、金庫室に「エドモンド」を閉じ込めたまま空港に向かう。
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刑事「コロンボ」シリーズの第7シーズンの第41話にあたる作品。


「アガサ・クリスティ」を思わせる老女流ミステリー作家が犯人… 売れっ子のベテラン女流推理作家「アビゲイル・ミッチェル」は、最愛の姪「フィリス」に全財産をのこすつもりでいたが、「フィリス」は4ヵ月前にヨット事故で死亡してしまい、現在では、「フィリス」の夫「エドモンド」がただ一人の身寄りになっている、、、


しかし、「アビゲイル」は、「フィリス」が死亡したのは実際には事故ではなく、「エドモンド」が殺害したことに気付いてお「アビゲイル」「エドモンド」への復讐を計画していた。

「アビゲイル」は、「エドモンド」へ遺産を遺す遺言書を作成し、金庫室の鍵の番号を教える… その後、巧みに金庫室へ誘き寄せて閉じ込め窒息死させた、、、

「エドモンド」が金庫室の番号を知っていたことから、金を奪おうと思い金庫室へ侵入し、誤って扉が閉まってしまい窒息死したと思われたが… 「エドモンド」のクルマの鍵がみつからなかったことや、金庫室へ入る際にスイッチをOFFにする監視装置がONになっていたこと等から、「コロンボ」は事故ではなく他殺との疑いを持ち、捜査を進める。


決め手は金庫内に密かに残されていたダイイングメッセージでした… 「アビゲイル」の新作『その夜私は殺された(THE NIGHT I WAS MURDERED)』の原稿が金庫室内に保管してあったのですが、それを巧く活用してあったのが印象的、、、

タイトルの最初の"THE NIGHT"が消され、「I WAS MURDERED by Abigail Mitchell(わたしは殺された、アビゲイル・ミッチェルによって)」というメッセージになっていたんですよね。


おそらくシリーズ最高齢の犯人ですよね、、、


「あなたが姪の事故の捜査をやってくださっていたなら、こんなことはせずにすんだでしょう」という「アビゲイル」の台詞が印象に残りました。


-----staff/cast-------------
監督:ジェームズ・フローリー
原案:ジーン・トンプソン
脚本:ジーン・トンプソン
   ポール・タッカホー
撮影:テッド・ヴォイトランダー
音楽:パット・ウィリアムズ
出演:
 ピーター・フォーク(コロンボ)
 ルース・ゴードン(アビゲイル・ミッチェル)
 マリエット・ハートリー(ヴェロニカ(アビゲイルの秘書))
 G・D・スプラドリン(マーティン・ハモンド)
 ジェローム・ガーディノ(バーク刑事)
 チャールズ・フランク(エドモンド・カルヴィン(ルースの姪フェリスの夫))
 メアリー・ジャクソン(アニー(メイド))
 マリー・シルヴィア=アレクサンダー(ダンスインストラクター(劇中))









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