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『勇気ある追跡』 1969年アメリカ

2022年03月20日 21時17分00秒 | ■映画・ドラマ
    "True Grit"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『勇気ある追跡』を観ました。

-----story-------------
父親を殺された少女「マティ」は、凄腕の名保安官「コグバーン」を雇って、犯人の追跡を始める……。
アイパッチをつけた「J・ウェイン」が、片手に拳銃、片手にライフルをもって馬上から犯人を撃つシーンがカッコ良く、「ウェイン」はこれで念願のアカデミー主演男優賞に輝いた… 同じ主人公による続編『オレゴン魂』も製作された。

少女「マティ」「トム」という雇い人の男に父親を殺され、復讐を誓う… そして、その征伐のため、アイパッチを着けたベテラン保安官の「コグバーン」が雇われることに、、、

さらには若いテキサス・レンジャーの「ラ・ボーフ」もその任を請け負い、こうして3人は「トム」ら犯人一味を追う旅に出る… だがやがて、「マティ」「トム」に捕らえられ、「ラ・ボーフ」が救出に向かう、、、

その間「コグバーン」は援護射撃で一味に対抗、激しい攻防の末に「トム」を倒し、「マティ」は無事助け出されるのだが…。
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父親を無法者に殺された14歳の少女マティが、若きテキサス・レンジャーと腕はいいが飲んだくれの保安官を雇い、復讐を果たす西部劇アクション… 懲悪勧善の気楽に安心して観れる西部劇でしたね。


1880年代のアーカンソン州、父親を雇人の「トム・チェニー」に殺された14歳の少女「マティ」は復讐を決意するが、「トム」は悪党一味とともに法の手の及ばない先住民の居住地域に逃亡してしまう… そこで「マティ」は助っ人として、大酒飲みの「コグバーン保安官」と若いテキサスレンジャー「ラ・ボーフ」を雇って現地に出発、、、


最初は対立しあい、争いが絶えなかった三人だったが、次々と起こる問題を前に協力的な関係を築いていく… だが、「マティ」「トム」の一味にさらわれてしまい……。


反発し合っていた三人が一緒に旅を続け、直面する問題に対応しているうちに、お互いの絆が深まっていくというロードムービー風の展開と、、、


終盤、悪党一味にさらわれた「マティ」を、「コグバーン」「ラ・ボーフ」が協力して救出… そして、「ラ・ボーフ」の援護もあり「コグバーン」が1対4の馬上の銃撃戦に勝利、さらに「トム」によりガラガラ蛇の穴に落とされた「マティ」「コグバーン」「ラ・ボーフ」が救出する展開が印象的でした。




悪党の少女に対する扱いが優しすぎるところや、銃撃戦の結果等、ご都合主義的な展開もありますが、西部劇はそれでイイんですよねー 


ロマンスもあるし、ちょっとユーモアのある「コグバーン」のキャラも印象的で愉しめました。


-----staff/cast-------------
監督:ヘンリー・ハサウェイ
製作:ハル・B・ウォリス
原作:チャールズ・ポーティス
脚本:マーガリット・ロバーツ
撮影:ルシアン・バラード
作詞:ドン・ブラック
音楽:エルマー・バーンスタイン
出演:
 ジョン・ウェイン ルースター・コグバーン
 キム・ダービー マティ・ロス
 グレン・キャンベル ラ・ボーフ
 ロバート・デュヴァル ネッド・ペッパー
 デニス・ホッパー ムーン
 ジェレミー・スレート
 アルフレッド・ライダー
 ストローザー・マーティン
 ジェフ・コーリイ
 ウィルフォード・ブリムリー
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