世界に数多ある河川からgoogle earthで眺めて絵になったものをピックアップしてみました。蘇州と三門峡ダム以外は約15ml上空から見た景色になっています。
なるべく世界のあらゆる地域から選ぼうとしたのですが人の手が入りすぎている川は面白い絵にならない。やはり絵になるのはあまり人の手が入っていない地域になってしまいます。選んだ川は日本のものと比べて皆大河になります。スケールとしていくつか日本の河川を選び、比較しやすいようにしました。
例のごとく画像の真上を北にしています。画像をクリックしてください。拡大画像になります。
日本
1) 四国 吉野川
2) 四国 四万十川
四万十川上流部。四国山地をくねりながら進む。
3) 中部 木曽川・長良川・揖斐川
このような地形は、どこにでもありそうで以外と無いものです。治水で安定した姿が現在のもので、太古の姿はボルガ川 ( volga ) 下流域のようなものであったろうと思われます。
4) 北海道 石狩川
台湾
5) 台湾 花蓮渓
かつては高砂族が住んだ地域。急峻な中央山脈の谷あいから東に開けた平野部に流れ出た水流が広範囲に石をばら撒きながら広い川原を形成している。やろうと思えば堤防で囲いもっと川幅を狭くし流れをコントロールできそうにも思えるが、そこまでする必要もないのだろう。
中国
6) 中国 黄河
黄土高原から渭盆地に溢れ出す黄河。昔は流れを右に左にその時々思うままに変えていたようで、その痕跡が見える。
7) 中国 黄河
函谷峡・山門峡あたり。四万十川なみに川幅が狭い。黄土高原から渭盆地に流れ出た黄河はこの狭隘な谷をぬけて中国の中原に流れ出る。
8) 中国 黄河
小浪底(Xiaolangdi)ダム でした。(2020/6/28)
三門狭ダムはこちらです。
9) 中国 タリム川
さまよう湖であるロプノール湖のあたり。
10) 中国 揚子江下流域 蘇州
2500年の歴史を持つ都市「蘇州」。ここも北京と同じで街のつくりが東西南北の方位から微妙にずれている。
ロシア
11) ロシア アムール川 ( amur )
日本の近くでは一番太古の姿を残した川。
東南アジア
12) ミャンマー・タイ・ラオス国境付近 メコン川 ( mekong )
13) カンボジア・ラオス国境付近 メコン川 ( mekong )
チベット・インド・バングラディッシュ
14) チベット ヤルンザンボ川
ここの流域は大麦の産地。豊かな土地だそうだ。かつて長安も占領したこともあるチベットの国力の源である。
15) インド ブラマプトラ川 ( brahmaputra )
16) バングラディッシュ ガンジス川とブラマプトラ川の合流 ( ganges & brahmaputra )
トルクメン共和国
17) トルクメン共和国 アムダリヤ川とハリ川を結ぶカラクム運河 ( karakumskiy kanal )
30年くらい前の地図では運河はカスピ海までつながっている様に書かれているのだが、最近の地図ではそうなっていない。
カルムイク共和国
18) カルムイク共和国 ボルガ川 ( volga )
アフリカ
19) マリ ニジェール川 ( niger )
これはもう自然が描いた絵です。
20) ナイジェリア ニジェール川 ( niger )
21) ザイール ザイール川 ( zaire )
22) エジプト ナイル川 アスワンハイダム ( nile & aswan high dam )
ブルガリア
23) ブルガリア ドナウ川 ( donau )
以上