1986年の邦画。スタジオジブリ初制作作品。監督は宮崎駿。
私は大好きな映画。何度も観ているし子供たちにも何度も見せた。彼らにとってもスタンダードな映画だろう。あまりにも有名だから誰もが観ているものだろうと思っていてそういう態度で会話をしがちだがそれは間違いだったようだ。劇場公開時の観客動員数は77万人、配給収入は5.8億円。失敗作といっていい。しかしジブリ側は手ごたえを感じていたようでこれを失敗作とは見ていないと思う。
選んだ食事の場面は冒頭のパズーが残業用の夜食を買いに行く場面。
この屋台のような店がまず良い。この場面の前は街を俯瞰した映像が出る。
スープなのかシチューなのか、それに肉団子を二つ入れてくれとパズーが頼んだ個所。今日は残業なのだ。二つということは二人分なのかと思っている。しかし試掘の結果は振るわず残業はお流れとなる。結果、夜食は親方が持って帰ってしまい食べる場面は出てこない。
他にも目玉焼きをパンにのせて食べる場面や空賊のドーラがハムに噛り付く場面など出てくるが私はこの夜食を買いに行く場面が好きだ。