投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

日記をどうつけるか ただのメモです

深夜、Moleskineの手帳を開いてみた。本棚に手帳だけ整理して置いている箇所がある。

手に取ったものには2013年の日記や本のメモが書き連ねてあった。季節は今頃。1月後半から5月中旬ころまで。8年前。日々の出来事やそれに対する思いを万年筆で粗い文字で書き連ねてある。

読んでいて辛くなってきた。人は毎日毎日色んなイベントに遭遇し喜び悲しみ悩み生きている。そして明日を思いながら寝て記憶を薄める。時は日々流れ記憶は積み重ならない。イベントとして記憶に薄い目立たない色で点在して残るだけ。

自分の日記も一日一日を取ってみれば喜び悲しみ悩み怒りの12時間程度のイベントでしかない。それを一気読みすると当時の悲しみ悩み怒りが積み重なり関係性があらわになる。そしてその結末として近い将来に何が起きるのかを知っているだけにとても辛くなる。良いこともあったろうに辛く悲しい結末になることだけが見えてしまう。

日記に書くのはその日の天候、〇△×くらいの記述で良い。それ以上はいらない。
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