今更ですけどYouTubeにハマってます。見ているものはリペア、レストアのやつ。
鉄屑にしか見えないオートバイを新品に見紛うものに仕上げたり、錆の塊になっている包丁を元に戻したり色々。そんなのを好んで見ています。
靴のリペアも面白い。
添付した画像は私の靴。40年前の品物。大学4年になる春に買いました。当時いくらだったのか。忘れました。
修理しながら履いてきましたが、そろそろ捨てるかと思いながら捨てきれません。そろそろ捨てるかと思ったのが20年前だったりしますから。それからもリペアを繰り返しながら今に至ります。
とうとう靴底が剥がれてきました。この靴底も何度か貼り替えているのですが、縫い合わせた糸が切れてしまいました。
一番気になっているのが靴の甲に出来た傷。幅2ミリ、長さ2センチくらい革が剥がれている。大学を卒業して初めて会社に履いて行った時に会議室の長机の移動を頼まれ、机の脚に引っ掛けて作った傷です。39年前の話です。
あれから何度も靴底の修理は頼んだのですが、この傷を直してくれとは頼みませんでした。諦めていたし靴屋の方も何も言ってくれなかったから。
先日、YouTubeで靴のリペアの動画を見ていたらパテで埋めるという技術を紹介していました。こんなのがあったとは。
はい、その動画を見た瞬間からこの靴は再度修理をして履くことに決まりました。ずっと直したかった傷でした。捨てるにしても直してから捨てようと酔狂な事を考えてます。値段は要相談ですけど、仕上がり次第ですが2万円くらいなら払うよ。なんせ40年間、私のそばにいた靴ですから。
で、どこに持って行けばいいのでしょう。いつもの駅前の店で相談してみるか。引き受けてくれるのかね?