今日で退職です。40数年間の会社員生活を終えました。
4月19日、同僚が集まり送別会を開いてくれました。幹事から誰か呼んでほしい人はいますかと尋ねられたのですが、こちらから名指しするのも変だと思い、私に直接送別会の話をしてきた人の名前を数人だしました。以前、ここで書いたのですが「舟を編む」という映画でベテラン編集者役だった小林薫の送別会のイメージを話ました。行きつけの居酒屋で10年20年30年一緒に働いてきた4人くらいでテーブルを囲んで話をするイメージです。
でも当日会場になった行きつけの店に行ったら私が新卒採用を担当していた時に採用した若い人も集まっており、12人で賑やかな送別会となりました。一人ひとり酒を注ぎながら挨拶しました。4人のイメージでいたのでろくな挨拶も出来なかったのが悔やまれます。その時にもらった送別の品がこの腕時計でした。私が田舎に帰って畑仕事をしながらホームセンターかガソリンスタンで働くと常々言っていたので、そのイメージで選んだそうです。気を使わせてしまいました。感謝。
昨日、息子が部屋の整理名目で泊りに来たので、この腕時計を見せたら思い出したように自分の腕時計は全部電池切れだと言うので、この前オーバーホールした腕時計を持って行けと渡しました。渡すのが早いか遅いかの違いでしかないと。