無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)西條 奈加東京創元社 2011年2月25日 初版著者は1964年北海道生まれ。2005年金春屋ゴメスで第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。元芸者で映画女優もやっていたお蔦さん、中学2年生の孫の望。神楽坂本多横町の履物屋が舞台。日常におこる小さな事件を解決していくという話。「罪を犯して罰を受けないということはな、実は当の本人が一番辛いんだよ」とはお蔦さんの弁。(2021年10月 西宮図書館)