東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

1951年のカラヴァッジョ(2)

2010年04月25日 | カラヴァッジョ
続きです。 【イタリア国外】◎6、○1、△2、×1<ルーブル美術館>2点「女占い師」、「アロフ・ド・ヴィニャクールの肖像」・「聖母の死」の名はありません。これまで貸し出されたことはあったのでしょうか?<ベルリン>1点「勝ち誇るアモール」・当時の所蔵先名はカイザー=フリードリッヒ博物館。第二次世界大戦終結からまだ6年。終結直後には、同博物館所蔵のカラヴァッジョ作品「聖マタイと天使(第1作)」、「フ . . . 本文を読む

1951年のカラヴァッジョ(1)

2010年04月25日 | カラヴァッジョ
今年はカラヴァッジョ没後400年。ローマではカラヴァッジョ作品24点による回顧展が開催されています。 そこで気になったのが、カラヴァッジョ研究史上最重要な展覧会としてカラヴァッジョ本には必ず触れられているロベルト・ロンギ監修の大回顧展「Mostra del Caravaggio e dei Caravaggeshi」。 昔々の59年前、1951年4~6月にミラノのパラッツォ・レアーレで開催されま . . . 本文を読む