旅程を考えるうえでのポイントとなったのが2点。
1 ウルビーノにどう行くか。
案1:ペーザロまで電車。ペーザロからバス。
◇ペーザロ・ウルビーノ間のバスは、月-土であれば1時間に1~2本あります。
所要時間は、早い便で45分、普通の便で75分くらい。
案2:アレッツォからバス。
ピエロの聖地を直接結ぶこのルートは、ピエロ巡礼者には一見効率的かつ魅力的。
◇ただし、アレッツォ・ウルビーノ間のバスは、1日1往復のみ。
アレッツォ5:50発→ウルビーノ9:00着。
ウルビーノ11:45発→アレッツォ15:10着。
◇バスに乗っている時間が3時間強。長い。
アペニン山脈越え。景色は良いでしょうが、山道。バス酔いの懸念もあります。
アレッツォから乗るとすると、朝も異常に早い。
しんどそう。
◇このバスは、サンセポルクロにも停車します。
アレッツォ5:50発→サンセポルクロ7:00発→ウルビーノ9:00着。
ウルビーノ11:45発→サンセポルクロ13:35発→→アレッツォ15:10着。
サンセポルクロ・ウルビーノ間ならバスに乗っている時間は2時間。
時間帯も考えると、ウルビーノで乗車、サンセポルクロで下車、という利用なら耐えられるかなあ。
ピエロの地元サンセポルクロで一泊するのも一興。
ウルビーノ・ペルージャのバスの便があればまた旅程のヴァリエーションが増えるのですが。
でもこれもアペニン山脈越え。あってもしんどそう。
ここまでを整理すると。
(国鉄)→ペーザロ→(バス1時間)→ウルビーノ→(バス2時間)→サンセポルクロ
なお、ペーザロの前にリミニに途中下車することとします。
(リミニ・ペーザロ間は国鉄で30分前後)
2 サンセポルクロからどう動くか。
ウルビーノからサンセポルクロまでバスで来て、サンセポルクロで一泊しました。
次はどう動きましょうか。
目指すべきところは、アレッツォ、モンテルキ、ペルージャ。
(1)サンセポルクロ・アレッツォ間
バスが1時間に1本あるようです。所要時間は1時間。
ただし、その途中でモンテルキに寄る便は、極端に少なくなります。
モンテルキに行くには、
a サンセポルクロから往復タクシー、
あるいは思い切って贅沢に
b サンセポルクロからアレッツォをタクシー、途中モンテルキにも寄りその間タクシーに待っててもらう
というのがよさそうです。
(2)サンセポルクロ・ペルージャ間。
私鉄が走っています。所要時間は1時間半程度。
本数は2時間に1本程度。時間帯によってバスに代替されることもあります。
この私鉄も乗ってみたいですね。なんとなく。
(3)ペルージャ・アレッツォ間
国鉄で1時間8分。2時間に1本程度。
この三角地帯をどう処理するかは悩ましいところで。
案1:サンセポルクロ→(私鉄)→ペルージャ→(国鉄)→アレッツォ
(モンテルキは、サンセポルクロから往復タクシー)
※アレッツォとサンセポルクロはセットのイメージがあるので、途中にペルージャを挟むのは気が進まないけど。
案2:サンセポルクロからペルージャは私鉄で往復。
これとは別に、サンセポルクロからアレッツォへバス(またはタクシー)。
※私鉄で往復する分が、旅程を要するのがマイナス。
案3:サンセポルクロ→(バス/タクシー)→アレッツォ→(国鉄)→ペルージャ(→フィレンツェまたはローマ)
※ペルージャから出国の空港のある都市へ向かう。
※ペルージャ・ローマ間は国鉄。もっとも早いのは2時間半もあるが、通常は3時間~3時間50分程度見る必要。
※ペルージャ・フィレンツェ間は国鉄。2時間~2時間半。(ペルージャ・アレッツォ間がかぶるのは今一つですが)
案4:サンセポルクロ→アレッツォ(→フィレンツェまたはローマ)
※ペルージャはあきらめる。アレッツォから出国の空港のある都市へ向かう。
※アレッツォ・フィレンツェ間は50分から1時間半程度。便も多い。
※アレッツォ・ローマ間はICで2時間半程度。
時間があるなら案1または案3。時間がないなら、非常に残念ですが案4。
そして、残された時間を芸術都市フィレンツェを味わう方向とします。
最初にフィレンツェに行ってしまうと、その後の巡礼地を必要以上に地味に感じてしまうかもしれないので最後がいいかなと。
ここまでを整理すると。
(国鉄)→リミニ(国鉄)→ペーザロ→(バス1時間)→ウルビーノ→(バス2時間)→サンセポルクロ
→(タクシー)→モンテルキ→(タクシー)→アレッツォ→(国鉄)→フィレンツェ【帰国】
ただ、サンセポルクロよりもアレッツォを拠点として回るほうが、この三角地帯に限っていえば、効率的なようです。
(続く)
1 ウルビーノにどう行くか。
案1:ペーザロまで電車。ペーザロからバス。
◇ペーザロ・ウルビーノ間のバスは、月-土であれば1時間に1~2本あります。
所要時間は、早い便で45分、普通の便で75分くらい。
案2:アレッツォからバス。
ピエロの聖地を直接結ぶこのルートは、ピエロ巡礼者には一見効率的かつ魅力的。
◇ただし、アレッツォ・ウルビーノ間のバスは、1日1往復のみ。
アレッツォ5:50発→ウルビーノ9:00着。
ウルビーノ11:45発→アレッツォ15:10着。
◇バスに乗っている時間が3時間強。長い。
アペニン山脈越え。景色は良いでしょうが、山道。バス酔いの懸念もあります。
アレッツォから乗るとすると、朝も異常に早い。
しんどそう。
◇このバスは、サンセポルクロにも停車します。
アレッツォ5:50発→サンセポルクロ7:00発→ウルビーノ9:00着。
ウルビーノ11:45発→サンセポルクロ13:35発→→アレッツォ15:10着。
サンセポルクロ・ウルビーノ間ならバスに乗っている時間は2時間。
時間帯も考えると、ウルビーノで乗車、サンセポルクロで下車、という利用なら耐えられるかなあ。
ピエロの地元サンセポルクロで一泊するのも一興。
ウルビーノ・ペルージャのバスの便があればまた旅程のヴァリエーションが増えるのですが。
でもこれもアペニン山脈越え。あってもしんどそう。
ここまでを整理すると。
(国鉄)→ペーザロ→(バス1時間)→ウルビーノ→(バス2時間)→サンセポルクロ
なお、ペーザロの前にリミニに途中下車することとします。
(リミニ・ペーザロ間は国鉄で30分前後)
2 サンセポルクロからどう動くか。
ウルビーノからサンセポルクロまでバスで来て、サンセポルクロで一泊しました。
次はどう動きましょうか。
目指すべきところは、アレッツォ、モンテルキ、ペルージャ。
(1)サンセポルクロ・アレッツォ間
バスが1時間に1本あるようです。所要時間は1時間。
ただし、その途中でモンテルキに寄る便は、極端に少なくなります。
モンテルキに行くには、
a サンセポルクロから往復タクシー、
あるいは思い切って贅沢に
b サンセポルクロからアレッツォをタクシー、途中モンテルキにも寄りその間タクシーに待っててもらう
というのがよさそうです。
(2)サンセポルクロ・ペルージャ間。
私鉄が走っています。所要時間は1時間半程度。
本数は2時間に1本程度。時間帯によってバスに代替されることもあります。
この私鉄も乗ってみたいですね。なんとなく。
(3)ペルージャ・アレッツォ間
国鉄で1時間8分。2時間に1本程度。
この三角地帯をどう処理するかは悩ましいところで。
案1:サンセポルクロ→(私鉄)→ペルージャ→(国鉄)→アレッツォ
(モンテルキは、サンセポルクロから往復タクシー)
※アレッツォとサンセポルクロはセットのイメージがあるので、途中にペルージャを挟むのは気が進まないけど。
案2:サンセポルクロからペルージャは私鉄で往復。
これとは別に、サンセポルクロからアレッツォへバス(またはタクシー)。
※私鉄で往復する分が、旅程を要するのがマイナス。
案3:サンセポルクロ→(バス/タクシー)→アレッツォ→(国鉄)→ペルージャ(→フィレンツェまたはローマ)
※ペルージャから出国の空港のある都市へ向かう。
※ペルージャ・ローマ間は国鉄。もっとも早いのは2時間半もあるが、通常は3時間~3時間50分程度見る必要。
※ペルージャ・フィレンツェ間は国鉄。2時間~2時間半。(ペルージャ・アレッツォ間がかぶるのは今一つですが)
案4:サンセポルクロ→アレッツォ(→フィレンツェまたはローマ)
※ペルージャはあきらめる。アレッツォから出国の空港のある都市へ向かう。
※アレッツォ・フィレンツェ間は50分から1時間半程度。便も多い。
※アレッツォ・ローマ間はICで2時間半程度。
時間があるなら案1または案3。時間がないなら、非常に残念ですが案4。
そして、残された時間を芸術都市フィレンツェを味わう方向とします。
最初にフィレンツェに行ってしまうと、その後の巡礼地を必要以上に地味に感じてしまうかもしれないので最後がいいかなと。
ここまでを整理すると。
(国鉄)→リミニ(国鉄)→ペーザロ→(バス1時間)→ウルビーノ→(バス2時間)→サンセポルクロ
→(タクシー)→モンテルキ→(タクシー)→アレッツォ→(国鉄)→フィレンツェ【帰国】
ただ、サンセポルクロよりもアレッツォを拠点として回るほうが、この三角地帯に限っていえば、効率的なようです。
(続く)