その1
◇福富太郎コレクション 近代日本画にみる女性の美
2011年2月24日~3月21日
そごう美術館(横浜)
宮下規久朗氏の著書「刺青とヌードの美術史」。大変面白い本です。
そのなかでカラー口絵つきで紹介されている菊池容斎「塩谷高貞妻出浴之図」が出品、と知り訪問しました。
多数展示の美人画には(予想どおり)全く興味が持てず。
また、菊池容斎作品についても、実見できたことはよかったと思いますが、作品自体には興味を持てず。
短時間で退出することとなりました。私の趣味には合わなかったということですね。
その2
◇ボストン美術館 浮世絵名品展
2011年2月26日~4月17日
山種美術館
鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽。この3人に焦点を絞っての展覧会。
浮世絵には疎い私ですが、近藤史人氏の著書「歌麿 抵抗の美人画」を読んで歌麿作品に関心を持ち始めたところでしたので、同著を再読のうえ、歌麿作品に絞って見ることを目的に訪問しました。
歌麿作品は全56点。期待の美人画も多く、充分に楽しめました。
山種の次に、千葉市美術館に巡回しています。会期は今日までですね。
次に巡回を予定していた仙台市博物館(6月24日~8月14日)では、開催中止(東日本大震災の影響により6月中旬から約1ヶ月にわたって館内外の修理をするためとのこと)。4つめの千葉会場をもって本展は終了となります。
その3
◇所蔵 名品展 国宝 紅白梅図屏風
2011年1月28日~3月23日
MOA美術館
熱海に1泊旅行。犬同伴可という条件だけで選んだのは、分譲マンションをホテルに改装したという宿。
そんな宿は面白くない、という人のほうが多いのではないかと思います。
が、2LDK75m2の部屋は充分すぎるほど広く(犬も走り回れる)、海を望むこともできましたし、また、マンションに住む私としては、自分のとの微妙な内装の違いを楽しむことができ、満足でした。
さて、当ホテルのポイントは、MOA美術館が徒歩圏内であること。
ホテルの人に聞くと、約20分、いい運動だよ、ということなので、早速GO。
上り坂が多く、運動不足の身にはきつかったですが、確かに20分で到着しました(帰りは下り坂が多いため、15分で到着)。
美術館では、初めて見る尾形光琳「紅白梅図屏風」とレンブラント「帽子を被った自画像」の2枚に時間を費やしました。
上記3展覧会とも、訪問は3月上旬だったため、展覧会自体の印象は薄れてしまい、行ったという記録残しのための記載となりました。