Michelangelo e la Cappella Sistina nei disegni della Casa Buonarroti
2012年10月31日~12月7日
Camera dei deputati, Palazzo San Macuto, Roma
来年は「日本におけるイタリア2013年」。
訪問者さんにお教えいただいたHPを見ると、なんとも豪華なことに、ルネッサンス3大巨匠の展覧会が開催される予定となっている。
ラファエロ展
2013年3月2日~6月2日
国立西洋美術館
レオナルド展
2013年4月23日~6月30日
東京都美術館
システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ最後の審判展(仮称)
2013年9月~11月17日
国立西洋美術館
ところで、今年の10月31日。
ミケランジェロが1508年から4年かけて制作したシスティーナ礼拝堂の天井画。
ユリウス2世が祈りの儀式でお披露目を行ってから「500年」の記念日だった。
ベネディクト16世がやはり祈りの儀式で「神の光がフレスコ画と礼拝堂全体を照らしている」と述べ、巨匠の傑作に敬意を示したとのこと。
(ちなみに、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画制作過程を記した、ロス・キング著「システィナ礼拝堂とミケランジェロ」(東京書籍) が非常に面白い。)
そして同日からローマにて、「Michelangelo e la Cappella Sistina nei disegni della Casa Buonarroti」と題する、ミケランジェロの素描展が開催されている。
フィレンツェの「Casa Buonarroti」が所蔵する、システィーナ礼拝堂のフレスコ画を制作した際の素描が展示されているとのこと。
また、同展覧会は、アメリカ、そして日本にも巡回するとのこと。
どうやら、国立西洋美術館の展覧会はこれらしい。
出品作も規模もよくわからないが、貴重な展覧会であることは確かである。
いつも、楽しく拝読しております。
10月21日の一角獣展の記事にコメントした「訪問者」です。
普段ブログにコメントするときは、「左京区」の名にするのですが、当日は「訪問者」としてしまいました。今後コメントの機会がありましたら、「左京区」にしたいと思います。
当日、「訪問者」としたのは、別サイトで商品購入レビューを「購入者」としていた流れが理由なので、特に深い意味はありません。
ご気分を害されなければよいのですが…。
前置きが長くなってしまいましたが、本文中の「レオナルド展」ですが、ミラノのアンブロシアーナ図書館・美術館所蔵の「レオナルド展」として開催するようです。
個人の方のブログが情報源なので、URLの記載は恐縮ですが控えたいと思いますが、間違いなさそうな情報です。
同館所蔵の油彩画は《音楽家の肖像》ですから、素描が中心になりそうでしょうか。
そうすると、Kさんが本文中に言及されておられる「ミケランジェロ展」が素描中心という見立てを参考とさせて頂くと、好対照の展覧会となるかも知れないです。
願わくば、都美と西美で「時期が重なれば…」といったところでしょうが、ちょっと贅沢ですね。
失礼致します。
ご丁寧に恐れ入ります。また、情報をありがとうございました。
「音楽家の肖像」の来日、嬉しい限りです。さらに、素描。アンブロジアーナ美術館といえば「アトランティコ手稿」。調べると、現在ミラノで、2009年から2015年まで3カ月ごとに44枚ずつ公開中とのこと。1クール分来日すれば、極めて貴重な機会。それ以上なら空前絶後。非常に楽しみです。
それにしても、2013年はイタリア美術の展覧会がすごいですね。