おちょうさんは、私が嫁に来たときからの知り合いの婆ちゃんです。
私が知り合った頃は三味線を持って、出稽古に行かれ、それはそれは
気風の良い姐さんでした。
年の頃は5?歳。
襟をくいっと抜いて、どこぞの芸者さんの様でした。
長唄、端唄がお得意で、私が若嫁の頃は、端唄も長唄も謡って貰えば
まだまだ、ちゃんと舞えましたから~
時々、おちょうさんの三味で「黒髪」や「梅にも春」を踊ったものでした。
そのおちょうさんも今や、九十といくつを過ぎ、部分的認知症に。
今日も入所をしている施設から娘さんに連れられて帰宅してくるのを発見!
「おちょうさ~ん」
声をかけましたらば・・「おおお~愛ちゃんかいな~」
げげげ~そりゃー娘だよ~間違っている間違っている・・・
「愛ちゃんよ~一つ謡うで踊ってみるきゃぁえも?」
「ええよ~なにおどろかねぇ~春雨でも踊ってみよみゃ~か?」
おちょうさんの口三味線は、未だに衰えを見せずでした。
私はもう~踊れません(笑)振りを完全に忘れています。
でも、そうやって、ちゃんと覚えておられる事は最高に幸せです。
だって、おちょうさんが一番好きで、生涯を三味に託したんですもの~
素晴らしい。
時間があれば私の三味線を持って行ったのですが、
レッスンの時間だったのでご無礼をしました。
「まあ~元気でやっとらせるで、ええこっちゃわ~」
これ以上、認知症が進みませんように~
祈らずにはおられないぴあのんでした。
私が知り合った頃は三味線を持って、出稽古に行かれ、それはそれは
気風の良い姐さんでした。
年の頃は5?歳。
襟をくいっと抜いて、どこぞの芸者さんの様でした。
長唄、端唄がお得意で、私が若嫁の頃は、端唄も長唄も謡って貰えば
まだまだ、ちゃんと舞えましたから~
時々、おちょうさんの三味で「黒髪」や「梅にも春」を踊ったものでした。
そのおちょうさんも今や、九十といくつを過ぎ、部分的認知症に。
今日も入所をしている施設から娘さんに連れられて帰宅してくるのを発見!
「おちょうさ~ん」
声をかけましたらば・・「おおお~愛ちゃんかいな~」
げげげ~そりゃー娘だよ~間違っている間違っている・・・
「愛ちゃんよ~一つ謡うで踊ってみるきゃぁえも?」
「ええよ~なにおどろかねぇ~春雨でも踊ってみよみゃ~か?」
おちょうさんの口三味線は、未だに衰えを見せずでした。
私はもう~踊れません(笑)振りを完全に忘れています。
でも、そうやって、ちゃんと覚えておられる事は最高に幸せです。
だって、おちょうさんが一番好きで、生涯を三味に託したんですもの~
素晴らしい。
時間があれば私の三味線を持って行ったのですが、
レッスンの時間だったのでご無礼をしました。
「まあ~元気でやっとらせるで、ええこっちゃわ~」
これ以上、認知症が進みませんように~
祈らずにはおられないぴあのんでした。
そこに住んでいらっしゃるのね~
そうすると住民の世代交代も感じるよね~~
私も え~~あそこで砂遊びしてたこが
あんな素敵なお嬢さんに??!えっ子どもさんができた??なんてこと多くなりましたもの。だからその当時中年だった方も 当然おじいちゃんおばあちゃんに。
月日って流れていくんですね~~
病気で亡くなられるのは悲しいけど
認知症も辛いですね 回りが特に。
こんな事を聞いたことがあります。
認知症の姑を世話していて大変なのに、
実の娘や息子が尋ねて来ると正気に戻り、
世話たいした事ないやと思われるそうです。
何かのきっかけで回路が復活するのでしょうね。
お見かけされたらせいぜいお声を掛けてあげてください。
ぴあのん様が踊られるなんてス・テ・キ
此処にずーっと住みついているんですよ。
最初は2階建ての長屋(笑)
次は建替の間、新築、8階建ての7階に
そして新築された13階建ての8階に戻りました。
次々新しい所に住まわせてもらって~
世代交代も見てきましたよ~
夫は生後3ヶ月でこの住宅に、
そして今なお主のようにすんでいます。
いろいろな方に親切にしていただき、子供の成長も
見守って来て下さいました。
親から~子にまで・・本当にありがたいことです。
少しでも昔を思い出して頂ければ~
自分の子供もわかんなくなった方もご主人だけは
覚えているとか、ご主人を一番先に忘れて、子供だけ
の人とか~
ちょうさんも、ご主人の若い頃しか覚えが無くて
今のご主人は何処かのおじいさんだそうです。
お二人とも長寿ですよ。
同じ施設に入所が出来て良かったと喜んでおいでですが・・階も部屋も別々。
しかし、昼間はお二人でお部屋にいらっしゃるそうです。
夫婦部屋というのがあるといいのに。
お金のたくさん要る所なら同質なんでしょうが~
2000万とか3000万出せばねぇ。
老後もお金ですね。
話が変わっていってごめんなさい。
いずれわが身です(笑)。