いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

音楽療法~終末医療「癌との闘い*1」

2010-06-20 | 緩和ケアー

暫く距離を置いていましたが、友人の医師からの紹介で
お受けすることになりました。


女性
65歳
肺がん(喫煙暦なし)
退院後、1ヶ月目
通院(放射線・抗がん剤服用中)



喫煙暦の全くない方の肺がんが増えているのはなぜ?

☆クライエントが育った環境は

祖父・父・叔父が喫煙者でかなりのヘビースモーカーだったそうです。
祖父・父は共に肺がん
祖母は子宮体がん

結婚後40年
ご主人も相当なスモーカーで部屋は煙で変色していた(談)


癌遺伝子を受け継いでいること、、
「副流煙」、「間接喫煙」、「不随意喫煙」、「不本意喫煙」
などの原因があげられ。

また強度のストレスなどが、癌を誘引すると考えられる。
10年前に家族のこと、仕事のことでかなり強いストレスが
あった。


☆音楽療法は
「癌を治す」ことではありません.

クライエントが持つ生命力を音楽によって引き出し
一緒に音楽を楽しみ、免疫力を高める
また、病気への不安を少しでも取り除く


いつも書くことですが、
本人のケアーはもとより家族のケアーも大事にしたい

これが私の音楽療法の基本です。

クライエントの希望により、歌を歌うことを中心に毎週行うことになりました。

いろいろお伺いしながら今後のプログラムを組んでいくことにします。
そして、少しでもクライエントのお力になれれば・・・

良い環境で病と闘うことが出来ればと願いをこめて
書かせていただきます。
(クライエント・Aさんの了解を頂いての掲載)


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も^ (rurikiaさんへ)
2010-06-22 23:37:23
同じです!
無力ですよ~
音楽もペットも園芸も~いろいろ免疫力アップに相当な効力があります。

お好きな歌でアップしていただければ
最高です!
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性分ですか~ (小春日和さんへ)
2010-06-22 23:34:38
きっとおせっかいな性分でしょうか。
みんなで闘えば怖くない~

そんな気持ちでGOですね!
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私も~ (ニャーのママさんへ)
2010-06-21 21:58:19
共通のお友達のことを毎日気にかけています。
ママさんはよくやっていらっしゃると思います。
大事な大事なお友達、いつも気にかけてあげていただきたいです(お願い)

痩せは・・・あは~最近ちょっと・・(笑。
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なさそうです! (栃の嵐さんへ)
2010-06-21 21:54:36
早速お電話でお伺いしたところ、育った環境の中ではなかったそうです。
結婚後も木造一軒家にお住まいで緑の濃い
おうちにお住まいです。
アスベスト問題もかなり深刻ですね。
ありがとうございました。
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確かに (春の局さんへ)
2010-06-21 21:52:08
私が楽天的性格なので務まるのかもわかりませんね~
考えてみればそらおそろしい療法かも!!
今回は飛び込んだ以上は岸までたどり着くよう
頑張ります!

ハーピストの方ですかぁ~
きっと患者さんも待っておられるのですね。
良いお話をありがとうございました。
勇気がでました!!
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Unknown (rurikia)
2010-06-21 20:10:03
ニャーママちゃん同様・・ワタシも無力です。

でも音楽やペットによる癒しや笑顔が
思わぬ効果を生むことがあると聞きました。

音楽によってその方の免疫力が
高まりますように
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Unknown (小春日和)
2010-06-21 08:34:51
大変な患者さんを引きうけてしまうぴあのんさんの精神力に脱帽です。

病と闘う患者さんの心のケアをしてくださるぴあのんさんのような方がいることがどんなに大きな励みになることか。

全力投球で頑張るとぴあのんさん本人も大変ですから、たまにはぴあのんさん自身の心の休養もしてくださいね。




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私にできること (ニャーのママ)
2010-06-20 15:32:47
その状態の方に対して、
考えてみたら私にできる事って・・何もない・・
ただ毎日気に掛けているだけかも。
ぴあのんさん、精神力を必要とされますね。
それ以上痩せないように気をつけて。
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Unknown (栃の嵐)
2010-06-20 13:05:54
ちなみにクライエントのお家にアスベストを大量に使用しているとか近所に扱っている工場や作業所がありませんか?
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患者さんと音楽 (春の局)
2010-06-20 12:19:13
良くならない患者さんとの触れ合い。
精神的にも大変でしょうね。

TVでの同じ事をされているハープ奏者のドキュメンタリーが放映されました。
近くの町の総合病院でのお話でした。
ハープ奏者の方は病院の中を演奏して廻ってられます。
時には患者さんのリクエストで病室まで。
患者さんの許可で病室にカメラが入り込み患者さんへのインタヴューも。
痛烈な痛みの毎日、痛みは除かれないが音楽を聴いてる間は心が休まると言ってられました。
そんな声を聞きながら静かに演奏してられた奏者。
印象に残ったドキュメンタリーでした。
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