老人施設の音楽療法

毎週、第２火曜日に行っている老人施設の音楽療法ですが、
あの日は疲労で声が出なかったので日にちの変更をしていただきました。
そして、今日になったわけです。
疲れるとすぐに喉にきてハスキーボイスになってしまいます。
これを無理すると音声障害になってしまうので要注意です。

施設に早め到着したので、コーヒーをいただいてちょっと休憩
１０分前になったので３階に上がってゆきました。

先ずは、ぐるっと見回して先月の顔ぶれを思い出し、
今日の皆さんの顔色を目視することから始まります。

先月は少し不穏で参加されなかった方も座っておられ機嫌もよく
皆様のお世話をしておいででした。

・挨拶
私の名前？「忘れたなぁ～でも、顔はちゃんと覚え取るよ、心配せんでええよ」
嬉しいですねぇ～その言葉が私の励みになるんです。
覚えていただきました～でも・・・１０分後には忘れておられる（大爆）
でもでも～それでいいのです！

・季節の問いかけ
今日は何日？
私の着ている洋服色と同じ色の花は？花にあった曲を弾いて当ててもらう。
さくらさくら、うぐいす、ひな祭り、

・上肢・下肢の音楽リズム体操
腕の上げ下げや横揺れ、音楽リズムに合わせて手を回し、私の動作をまねっこしてもらう～
足を上げたときに私の人工ちゃん～痛かった。
（上げすぎた～でも筋肉の痛みだから大丈夫・ちょっと顔が曇ってしまって皆様が微妙に反応）

・お待ちかねの歌～♪
好きな楽器を手に持っていただき、りんごの歌、鐘の鳴る丘を歌いました。

「鐘の鳴る丘」を歌っている最中、
一番前で今日はやるぞ！っと気合の入っていたＧさんがぼろぼろ泣き出された。
ありゃありゃ～ぴあのんが泣かしちゃいました～。
大泣きになってしまって・・・この歌を聴いて何かを想いだされたのでしょう。
若い頃の切ない思いかな～。

お散歩から帰えられた男性を看護師さんが「ちょっと元気を上げて」っと言われ、トーンチャイムで音を鳴らしてもらいました。
ずっと無表情でしたが、終わってから「また来月も一緒に歌いましょうね。お願いしますね」と声をおかけしたら目をつむられたまま「うんうん」と頷いて手を出してくださった。

いつも参加のＮさん（男性）
私が他の方の方所で足上げのお手伝いをしていたら、
「足が上がらん」と言って少し不穏に。
すぐに飛んでいって足上げのお手伝いをするとニコニコ。
足が上がらなかったのは、自分の側にも来て欲しいというサインだった。

不穏行動の場合は
噛み付かれたり、叩かれたり、引っかかれたりという行動に出る場合があるので
必ずクライエントの目線より下に自分を持っていくこと
そっと手を差し出して決して驚かせないようにする。
相手が「うるさい」という表情や行動に出た場合、すっと側を離れる。
一人一人と向き合う場合は必ずかがんで表情を観察しながら
（クライエントより高い目線は禁物）目を見ながら歌を歌うこと。

これだけの事をすれば、必ずこちらを向いて一緒に声を出し歌ってくださる。
この時、心が一緒になった瞬間であると察知することが大事です。

今日も楽しい音楽の時間を過ごすことが出来ました。

帰宅後レッスン～
暗譜が出来ないと悩む生徒・・大丈夫・大丈夫と言って抱きしめてあげる。
男性にはしませんから～安心を！握手かなぁ～。

見てきました～
買って来ませんでしたよ～見て来ただけ～
既に、愛知では、もう１５００台も予約が有るそうです～
凄いなぁ
購入する人は見に行って決める人は少なくて、見ないで決める方が
多いらしいです。
そんなものなんですね～パートナーもそう言っていました