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緩和ケアーの音楽療法について再思考①

2013-07-19 | 緩和ケアー

この記事は2010年7月19日に書いたものです!

緩和ケアーについて再思考・・

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クライエントのご家族から「会いたがっている」電話をいただき病院に行って来ました。

このクライエントは半年前、セラピストの方の補佐として2回だけ伺った方です。

その時はお家にいらっしゃってとても穏やかにお過ごしでした。

ご家族から様子をお伺いすると、6月下旬に、検査の結果
再発癌が見つかったそうです。

7月上旬、腎臓の摘出手術、抗がん剤治療と放射線治療を受けておられるそうですが、
本人の希望は、すべての治療をストップしたいとの事でした。

私自身、そんなにかかわっていないのでなぜ私が呼ばれたかは
???です。
本来なら私でなくセラピストの方なのに・・

ご家族に聞いてみると、セッションでちょっと気が合わなくなってしまったらしいのです。

それから再発騒ぎで・・・
きっと話を聞いて欲しかったのかもわかりませんね~

10分ほどお邪魔をして帰ってきました。

来週は私のクライエントさんの音楽療法があります。
とっても大きな声が出るようになりました。

腹筋の練習しているよ~っとおっしゃっています。
クライエントとは良い時間を過ごさなくては~

気持ちがナーバスになっている時ほどより良い関係を作らなければと思います!!

今日はそんな事を背負って帰ってきましたが、宿題を貰ってきたような気分です。

この方は2011年8月旅立たれました(合掌)

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自分が癌になった時の事を考えた!

癌である事の告知は嫌だ!(でも、わかるでしょう~)
70歳くらいで見つかったら治療は考えるが、それ以降なら何もしない!
痛くなったら痛み止めで・・・
そうなったら、ホスピスに・・・

ホスピスとは終末ケアーの場所ととらえがちだが、昨今はそうでなくなった例もある。
暖かい雰囲気と、憩いの場があり、ボランティアの方が入れ替わり立ち代り慰問に来てくださって・・
家族も一緒に泊まれて・・

ある方が「私はね、ここは痛みだけをとってくれる場所と思っていたけれど
ゆったりとした風が吹いている場所だね・・みんな親切だしね~」


 あるサイトに(http://aroma-wet-bar.com/hospis_1.html

  • 末期がんの末期状態でないとホスピスに入院できない
  • 癌のステージの高さが求められる
  • ホスピスへの入院は告知を受けていることが絶対条件
  • 患者が余命までを知っていないといけない
  • 患者自身が皆、死の覚悟ができていて、心穏やかに日々を過ごしている
  • ホスピスへでは、痛みは止めてくれるが、他の治療はしてくれない
  • 緩和治療のみのケアしか施されない
  • ホスピスへ入院したら普通の病院よりも費用がかかる
  • 保険が適応されない、料金が高い
  • ホスピスの入院は家族への負担が大きい
  • ホスピスでの介護が難しい
  • 一度ホスピスに入院したら二度と生きて出てこられない

違います~違います~お酒もタバコもコーヒーも自由で・・・入院費も一般と同じ
だったら快適な方がうんと良い!

人間らしい生き方が出来る場所

こういう場所が増えるといいですね~


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4 コメント

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Unknown (hanon)
2013-07-20 14:31:19
重い話題だけれど、常に頭から離れない問題です。
今、終活と言う言葉もありますが年齢にかかわりなく、いつ我が身に降りかかるか予知できませんね。

そんな時、的確なアドヴァイスをしてくださる主治医さんとか窓口とかがあると良いのですが・・・。
家族のため、自分のため、友人のため、正しい知識を知りたいと思います。
教えてください。
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Unknown (hanonさんへ)
2013-07-20 22:46:17
本当に重い話ですが・・・

一番に考えなくてはならない事だとも思います。

子供から高齢者まである病
自分に意思表示が出来ればエンディングノートを
書くことも良いかと思う私です。

家庭医・・・個人の領域まで介入してくれる医師や
専門機関があると良いのですが、今の日本では
まだ無理な事なのでしょうね~
しかし、在宅で医療が出来れば本当に良いかもわかりません。
それは本人の意志の問題と家庭での受け入れ態勢ですね。

外国では、専任のカウンセラーを持っているという
人がいます。特に会社で地位の高い人や、難しい専門を勉強している人などだそうです。
中には一般の主婦もいるそうですよ!

日本も会社では産業医などが会社にいますが
小さな中小企業では無理な話。。

話があちこち飛んでしまいました~ごめんなさい。
少しずつ学んでいきたいと思っています。
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ターミナルケア (小星星)
2013-07-25 04:06:37
妻は緩和で、父は自宅で看取りましたが、ガンに限らず、ターミナルケアについては色々思う事があります。

学生時代、台湾からの留学生の友人が言ってました。台湾では、救急車は必ずしも病院へ向かうものではないと。
入院している患者さんが、いよいよ旅立とうとしている時に、自宅で最後を迎えられるよう、病院から自宅へ救急車で搬送する事があると。

色々考えさせられますね。
返信する
Unknown (小星星さま)
2013-07-26 23:24:37
ターミナルケアーについては生きている以上、いつかは
来るものです!
私もエンディングノートにいろいろ綴っていますが
友人T氏への連絡は消しました!

このブログも私の生き様を書いているようなものです。
家族が友人が生徒が、読んでくれるといいな~と思っているんですよ。

真摯に死をみつめる・・

救急車は病院ではなく自宅へ・・
そうですね~
高齢者は、「畳の上で死にたい」と言うかたが多いです。
本当にいろいろ考えますよね~

もし、よろしければ、お考えなど教えてください!
よろしくお願いします。
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