いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

卒業式

2006-03-17 | 音楽療法&療育
今日は小学校の卒業式でした。
私の生徒4人が無事に小学校課程を修了し、中学校課程へと進みます。

此処にEちゃんの話を書かせてください。
Eちゃんは何故かとてものんびりとした性格のように見えますが
実は頭の中でいろいろ考える子供なのです。

こうしなくちゃ~ああしなくちゃ~と考えているうちに、時が過ぎ
親御さんと言い合いになってしまいます。

お母さんもしっかりとした意見をお持ちで、
多分、Eちゃんにいらいらしてしまうのでしょう~
よく相談事がありました。

何度もピアノのレッスンを止めようかと思ったEちゃんは、
よく私のレッスンに耐えてきたと思います。

6年生でバイエルの下巻をやっていました。
遅いですが彼女のペースはこういうふうなのでした。

しかし、6年生の6月ごろからめきめきと上達し始めました。
ピアノに向かう目が違うのです。

それが、突然人が変ったように上手くなり始め、凄いスピードで
バイエルを終わってしまいました。

今、チェルニーに挑戦中、
ともかく早く指を動かす練習をしなくてなりません。
でも、今までの彼女ならそれが出来ませんでしたが、今は全てを
受入る事ができるようになりました。

丁度、心の成長と身体の成長のバランスがとても良い時だったのです。
どの子供にもこのような時期はあるので、回りの指導者が
見逃さないようにしなければなりません。

こういう時は、褒めて、激励をします。
そして、自分に自信を持たせるようにします。
そうすれば、そのこは伸びます。
ぐーーーーんと伸びます。

中学生になったEちゃんを早くみたいな~

今日卒業の、Eちゃん、Sちゃん、Aちゃん、Nちゃん

おめでとう。
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4 コメント

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うんうん (おぱーる)
2006-03-18 07:40:36
そうなんだよね!子どもが延びる時期を見逃さないことなんだよね。じゃないと空回りして子どもも親もきつくなるよね。

6年でバイエルをがんばる事ってすごいよね。

私って遅れてると思うとなかなか続かないもの。人と同じじゃなくて良い、その子なりに伸びて欲しいけど 社会が皆同じを求めすぎ~

だから やまんばが流行ればやまんばだらけになったり 腰パンだらけになったりするんだよね。おかしい!と思う子だってたくさん居ると思うのに。それが高校生ってインプットされると

外れることが出来なくなるんだね。
返信する
Unknown (ひろこ)
2006-03-19 00:16:40
ご無沙汰しております。自分のところもほったらかしで・・。

久々に遊びに来ました。



Eちゃんみたいな生徒さん、うれしいものですよね。心のバランスと身体のバランス・・私も悩んだりした生徒もいましたが、『今だったのね~』って思える生徒がいます。

それまでは音符を読むことすらいつになったら??って感じでしたが、その子なりのペースがあるのですよね。

それがわからなかったときの生徒さんには申し訳ないな~。って気持ちでいっぱいです。



私も母になり、母の目で子供の成長(生徒さんの成長)を見ることができるようになりました。

でも、まだまだ長女が幼稚園だから、その時点までなんですけどね。

・・・って何を書きたいのかまとまらなくなりましたが。



私のところにも、バイエルの下巻をやっている生徒がいます。『中学校になったらどうする~?』って聞いたら、当然のように『続ける』と答えてくれたのがうれしかったです。その子もなかなか進まない葛藤があるようですが、でも続けてくれるってとってもうれしい。

音楽自体がすきなのか、ピアノで何か弾きたい曲があるのかわからないけれど、可能な限り一緒に弾けたらいいな。って思いますね。

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おぱーるちゃんへ (ぴあのん)
2006-03-19 22:02:16
世間が子供を統一化してしまう、個性を尊重と言うがしすぎて個性の無い子が良い子と見られる・・こんな話も聞かれるよね~

やまんば、こしぱん・・・そうそう~流行と言えばそれまでだけど、頭が機械に、ゲーム機になりつつあるのかも。
返信する
ひろちゃんへ (ぴあのん)
2006-03-19 22:11:09
こんばんは~

いらっしゃいませ。

誰でも大きくなる過程では心と身体はアンバランスなもの、それが合致した時にその子は

素晴らしく成長をするんだよね。

それを見過ごしたら次の合致まで、時間がかかってその子の良さを認めるのに時間がかかる。私はバイエルであろうが何であろうが

一生懸命取り組むことが凄いと思うの。

注意を受けても、知らぬ顔ではなしに、全部成長できればそれに越した事は無いけれど、

一つでも二つでも成長してくること大事だと思う。そんな生徒に育てて生きたいな~



コンクールに出たからには、賞をもらって欲しいと思うけれど、どうして自分がコンクールに出られたかを考えてくれる子が良いよね。



ひろちゃんも、まだまだこれからいろんな

試練が待っているよ。頑張ってね~!
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