老人施設の音楽療法

今日はＷで音楽療法の日でした。

♪午後一番は、今月から新しく始まった老人施設です。
初めてなので皆さん、緊張～
最初の挨拶もかろうじて声が出たっという感じです。
でもでも～私の一声（美声？）で「こんにちは～みなさ～ん♪」
ミュージカルだかオペラだか（大爆）私なりのパフォーマンスで頑張ってみました。
？？？？反応？？？？あった！
一番後ろに座っておられた女性の方が一緒に声を出してくださった。
なんと～～～～みなさん、一斉に真似をして下さった。
職員さんも大笑い～
場は和み、季節の挨拶や自己紹介～頑張りましたぁ～（笑）。
こんなに頑張ったのって久しぶりです。
さくら～さくら～の歌を皆様にプレゼント。

第一回目なのでセッションは短めの４０分でした。
「また来てね」の声に送られて次の老人施設に～

♪先月は花粉症か何だか分からず喉の調子の悪さでお休みをした特養に行きました。
皆様、既にセッションが始まるのを待っていてくださいました。
今日は新しい方も多く見慣れないお顔の方がいろいろ話しかけてきてくださいました。
きっといっぱいお話がしたかったのでしょうね。
名前を呼んで差し上げたいために、靴、上着などの名前の確認、
「Ｔさん、こんにちは～はじめまして～今日は一緒に楽しんで下さいね」
「あのよ～きょうよ～おじいさんがきたでよ～しっとるかね？」
「はい、知っていますよ～Ｔさんのだんなさん、良い男でしたものね」
「そうきゃ～わしはおじいさんの顔をわすれたがね～わはははは～」

話のつじつまは合いませんが、これはこれで楽しい会話なのです。
認知症で、話が合わなくても否定はしない～上手く話を交わしながら
会話を楽しむ事です。

セッションのはじまりはじまり～♪
今日は何月何日？私は誰？今日は何の日？
少しでもお答えが帰ってくれば大拍手をします。
知らない方が見られたら「あんな事で手をたたいて褒めるなんて・・・」
と思われるでしょうが（以前、実習に来た学生のレポートに書いてあった）
自分の意見が認められたという、満足感を持っていただきます。
こうして褒める事によって次も何かを応えようとする意思が出てくるのです。
そうすると眠っていた脳細胞が活発化をしてきます。

間髪入れずにすぐリズムセッションに移ります。
膝（ド）・手（ミ）・肩（ソ）・頭（ド）をピアノの音の高低にあわせて
動かしてゆきます。
音は単音でなくメロディーと和音の組み合わせなどを使い、明るく楽しい感じ。
暗く寂しい感じ～いろんな音の表情を感じて戴きます。

それが終わったら少し休憩～（音楽を聴いていただいてリラックス）
次に歌に入ります。
今日は「春の歌」特集～
春よこい～春が来た～花～さくらさくら～♪りんごの歌～♪

いつも奥様とご参加の男性～最初は聞えないと言ってとっても不機嫌でしたが
「りんごの歌」を歌った時に一緒にタンバリンを叩いてみました。
まだちょっと不機嫌なお顔でしたが～徐々に顔が緩み始めました。
終わった時に、「良かったぞ」っと声をかけてくださいました。
初めてお声を聞いたように思います。

左手しか動かない男性が一生懸命手を上げてくださいました。
初めての参加の方でしたが、寡黙で気難しいそうで、その行動に職員も驚きだったそうです。
きょうも沢山の発見と楽しい事がいっぱいでした。
来月のお約束をして終了。

えっちゃんや他３人のレッスンのため教室に～
えっちゃんはあの大きな舞台に１人で出て行ったことにとっても自信を持ちました。
学校では考えられない事だそうです（お母さま談）。
リズムもピアノを弾くことも歌う事も、今までより積極的になりましたよ～
素晴らしい成長です～。

Ｒちゃん、Ｍちゃんもとっても上手に練習が出来て上手く弾けました。
Ｎちゃんも人が変わったようです～
６年生でやめなくて良かった良かった！！！

忙しい１日でしたが～充足感のある日が過ごせた事に感謝です。

ハモネプ♪～見ていました～私、おっくんのファンなのです（笑）。