癌と闘う

音楽療法のクライエントさんは、
癌検診で乳癌StageⅢCで見つかった。

嘆き悲しみ、全てに投げやり状態の気分で私の友人の勤務する病院を受診！

偶然、BOOKショップで彼女を見かけた友人と目が合い、彼女から声がかかり、喫茶店で話し込んで私の名刺を見せたところ、前々からピアノや歌に興味があり、私を紹介して欲しいという事で自宅に伺うことになった。

私が伺った時にご自分について語って下さいました。

仕事をやめ、直ぐに手術をという医師に☆「私は独り身です。自分のことは聞きたいので教えて欲しい、余命は？」

✳︎「そうですか。
リンパ節に転移している可能性が大であります。他に転移が認められれば直ぐに手術をして、抗がん剤治療を始めます。このままでは3ヶ月から長くて半年でしょう。」

☆「半年って…1月ですか？」

✳︎「いや～断定は出来ないですがそんなところです。1日も早くどうされるかお考えください」


そして、
一週間後の2回目のレッスンの時に、
「弾き語りが夢なので、もう一度、人生を考えてみたいとセカンドオピニオンを受け、手術を決意する事にしました。」
と言われました。

そして、一週間後、手術を受けられました。
その後、抗がん剤治療とホルモン療法を受け、副作用にもめげず今は、内服薬で過ごしておられます。

医師から告知された3ヶ月から半年が過ぎました。

先日、(エーデルワイス)の曲を何小節か歌いながら弾く事が出来ました。

☆「カツラの新しいのを買いましたよ。
体重が減っちゃたけど、何とか食べているので大丈夫(笑。」
っと言ってセミロングの可愛いピースを見せて下さった彼女。
笑顔が素敵です。

高齢なお母様に相談しながら、よく耐えられておられる。。。
体重減少が気になりますが、まだ、治療法はあるという彼女です。

ブログに書く事も許可を得ました。
心から応援していかなくては～
そっと寄り添う事も大事な役目ですね。
「幸が千もやってきますように」