お金がない老人施設

本日は午前中、老人施設の音楽療法に～

今日は音楽クラブの練習日です。

昨年、「よろこびのうた」をトーンチャイムで練習をして
お披露目をする予定だったのですが、私の予定と重なってしまい
やむなく中止。

今年、３月に発表をすることになりました。
曲は「春がきた」「荒城の月」

クラブ員の皆様は、認知症の方や身体に自由が利かない方、言葉の出の悪い方
など総勢１５人近くいらっしゃいます。
しかしトーンチャイムを持って鳴らされるときは、
そういう障害なんてあるの？という感じです。

何回も場を踏まれた方も多く、私の指図どおり音を鳴らして
音楽にしてしまいます。
立派です！

トーンチャイムの数が少なく、本来の調で鳴らせないので
シールの張替えを・・ハ長調の曲をヘ長調で鳴らします。

「ど」を「そ」に
「れ」を「ら」にっと言うように移調をした音のシールを貼りました。
そうすれば、ボードに「そみふぁそら」と書いてあっても
実際持っているトーンチャイムは「どら♭しどれ」のなのです。

これで買ってもらわなくても良かった～
でも、足りない音があるのでここは歌でごまかしたり
ほかの楽器で代用です。
SORAさんからいただいたキーボードを使って音を出しています。

施設にはお金がないので、楽器も買えないらしいのです。
市の施設なのででしょうか～。
これが私の施設なら「この音とこの音を買ってください」と言えば
結構OKが出るんですが・・・
音楽療法方はもちろんボランティアです。
でも、トワイライトなどはちゃんと一回１５５０円が出ます。

同じ市に関連をしているのに～不思議です。
これも、福祉関係の予算を減らしている国の政策のせいなのでしょうか～

難しいところはよくわかりませんが・・・もっともっと需要が増える
老人施設、いろいろ考えてもらいたいものです。