95才のご婦人のお話

私はね若い頃は戦争ばかりの生活だった。

戦地に行かれる兵隊さんをおくり、
白いお箱を迎えたよ。

悲しいかったね～

お国のためだもの。。
嫌でも行かなくちゃいけなかった。

バンザーイ、バンザーイ
どれだけ送ったか…

孫やひ孫にはあんなめには合わせたくないよ。

やっと、戦争が終わったら幸せになったっと思うよ。
食べるものは少なかったけれど、明るい灯も戻った。
結婚も出来たし、子供も生まれた。

今は、物忘れはするけれど、足元も丈夫で歩けるし、
病院のお世話になる事もあまりないんだよ。

ああ～私は幸せに生きとるよ～

主人は、2年前に95歳であの世に逝っちゃったけれど、
長く一緒に暮らしたよ。
あと5年、100歳まで生きられたらね～

一世紀。。。生きた事になれるからね‼︎
頑張って生きてみるよ。