今日は5週間ぶりにMさんの音楽療育をしました。
4週間入院をしておられ、今日お帰りになったので電話があり、
Mさんのうちにお邪魔しました。
年齢は64歳
男性
右半身片麻痺
言語障害あり
1回目発病63歳4ヶ月
2回目発病64歳7ヶ月
1回目の発病時から退院後2ヶ月して依頼があり、個人レッスンを始める。
この当時の言語は、H音とP音の発声がうまくできずに、自分でも
口に力が入らないと悩んでいました。
H音もP音も口を軽く閉めて思い切り発音するが、口びるの感触がつかめず
苦労をしていたので息を思い切り出して口をあく練習をした。
毎週、この訓練を音にあわせ、手でリズムを取りながらやっていった
結果、「はひふへほ」が出来るようになった。
しかし、腹筋の力が弱いので息として出てくる感じだったが
声として出てこない。
腹筋の練習のために呼吸練習をする。
お腹を押さえ、息をしてもらいへこませたり膨らませたりして貰った。
最初は、私の手に手ごたえが無かったが、何度かトライをするたびに
押し返す力が出来てくるようになる。
こうなれば、力をいれて発声も出来るので試みてみた。
「はーはーはー」
「はい、もっとお腹から声を出して~」
はっきりとは判らないが、少しずつH音が出せるようになった。
P音はなかなか声が出にくH音が出せただけでもうれしいと言うことだった。
かかった日数は約3・5ヶ月
次に「あっはは」と声を出すことになった。
「あっ」言う発声はよほど腹筋を使わないと出せない。
発声の練習をしながら、片麻痺になった右手の握力を取り戻すために
軽いボールをもって貰い、やはり、リズムに合わせて握ったり緩めたり~
やはり、5ヶ月かかってやっと他に指を少し握って
ひと指し指だけが立てられるようになった。
軽いキーボードが叩けるまでに回復。
しかし、5本の指は自由には動かない。
タンバリンの上を軽く叩いたり、打楽器を使ってのリズム運動なども
やってみた。
これは、誰でも出来ることではない。
もともと音楽の好きなMさんだったから出来たのだと思う。
そうして楽しんでいるいるうちに2回目の発病。
今回は、検査時に発見されたので点滴と療養で比較的軽くすんだ。
動作も緩慢でなく以外にきびきびと動かすことが出来る。
また、歌や楽器で音楽療育をしてくださいね~
と言ってくださり本当にうれしかった。
4週間入院をしておられ、今日お帰りになったので電話があり、
Mさんのうちにお邪魔しました。
年齢は64歳
男性
右半身片麻痺
言語障害あり
1回目発病63歳4ヶ月
2回目発病64歳7ヶ月
1回目の発病時から退院後2ヶ月して依頼があり、個人レッスンを始める。
この当時の言語は、H音とP音の発声がうまくできずに、自分でも
口に力が入らないと悩んでいました。
H音もP音も口を軽く閉めて思い切り発音するが、口びるの感触がつかめず
苦労をしていたので息を思い切り出して口をあく練習をした。
毎週、この訓練を音にあわせ、手でリズムを取りながらやっていった
結果、「はひふへほ」が出来るようになった。
しかし、腹筋の力が弱いので息として出てくる感じだったが
声として出てこない。
腹筋の練習のために呼吸練習をする。
お腹を押さえ、息をしてもらいへこませたり膨らませたりして貰った。
最初は、私の手に手ごたえが無かったが、何度かトライをするたびに
押し返す力が出来てくるようになる。
こうなれば、力をいれて発声も出来るので試みてみた。
「はーはーはー」
「はい、もっとお腹から声を出して~」
はっきりとは判らないが、少しずつH音が出せるようになった。
P音はなかなか声が出にくH音が出せただけでもうれしいと言うことだった。
かかった日数は約3・5ヶ月
次に「あっはは」と声を出すことになった。
「あっ」言う発声はよほど腹筋を使わないと出せない。
発声の練習をしながら、片麻痺になった右手の握力を取り戻すために
軽いボールをもって貰い、やはり、リズムに合わせて握ったり緩めたり~
やはり、5ヶ月かかってやっと他に指を少し握って
ひと指し指だけが立てられるようになった。
軽いキーボードが叩けるまでに回復。
しかし、5本の指は自由には動かない。
タンバリンの上を軽く叩いたり、打楽器を使ってのリズム運動なども
やってみた。
これは、誰でも出来ることではない。
もともと音楽の好きなMさんだったから出来たのだと思う。
そうして楽しんでいるいるうちに2回目の発病。
今回は、検査時に発見されたので点滴と療養で比較的軽くすんだ。
動作も緩慢でなく以外にきびきびと動かすことが出来る。
また、歌や楽器で音楽療育をしてくださいね~
と言ってくださり本当にうれしかった。
楽しいですよね~でも、そこに行くまでも
大変なんですね・・・
声を出す・・・このことが難しい人も居るんですものね。
声を出すって 心の開放になりますよね。
ぴあのんちゃん がんばってくださいね。
母が60代で脳梗塞になり、少し後遺症があったし・・・
腹筋も鍛えておかねば、言語療育も効果が薄くなるなんて初めて知りました。
発声に腹筋が大切なんて、歌手とかの話だと思ってたから。
益々、皆さんの為にも、ぴあのんさんの元気が必要ですね。
頑張ってね。
私も励まされています。
♪せ津さんへ~
本来はPT(理学療法士)
OT(作業療法士)
ST(言語聴覚士)の分野なのですが
退院をなさって、毎日病院へ通うわけでもないので、家庭で訓練をするんですよ。
でも、積極的にやっておられる方は、何パーセントでしょう。
この方のように音楽が好きな方は、音楽と共に訓練をしていくことが出来て、良いと
思います。
私自身も声楽を勉強しただけで、医学的な知識は少ないですが、声の力は復筋を鍛えることで、力強くなります。
老齢化が進むと、どんどん、声帯の筋肉の力が弱り、声が出にくくなるのは周知のことですが、同時に腹筋も衰えています。
お二人とも、今のうちから、しっかり鍛えてください。
世津さんは脳梗塞の心配が~
気をつけてくださいね。特に運動不足・・
私も週1は必ずトレーニングに行っています。毎日大きな声を出して、
おぱーるちゃんの言うように心を開放してくださいね~。