今日の音楽配達は緩和ケアー在宅音楽療法でした。
肝臓がん、
余命半月以内…
「どうしても家に帰りたいが、良いか?」
っと、奥様に言われたそうです。
元生徒さんの叔父様で、元生徒さんからの依頼
曲はベートーベンの運命がお好きとかで、お伺いした時もCDを聴かれていらっしゃいました。
『この曲を聴くと自分の運命を感じる。
もう、自分はこの世から消えていく。
先生、60年ってあっという間でしたよ。
あと、生きられる時間は、この指で数えられるんです。
僕は生きてますか?』
♪ ええ~充分に生きておいでですよ。
はら、深呼吸をして下さい。
美味しい空気でしょ~♪
小さく呼吸をされているクライアントですが、酸素を外して呼吸をしてくださいました。
♪ 月光を、弾きますので聴いてください、
CDよりは下手なので、ごめんなさい。
弾きながらクライアントを観察。♪
何度も繰り返して仰った言葉は、
『僕は、何か悪い事でもしたかな~』
ふと、思いついた様に話される、
私は2度目…なので黙ってピアノを弾きながら聞いていました。
奥様が、
『何も悪いことなんて…していないですよ、良いお父さんですよ』
お二人の会話は暖かい血が通って
いらっしゃいました。
予定の30分、お身体を気遣いながら、
音楽療法を終えました。
何をした訳でも有りません。
ただ、クライアントとご家族に寄り添っただけです。
寄り添う…これも、大事な事。
来週は、どうかな~
お二人に深いハグをして辞しました。
今夜の月はお二人の愛情の如く
大きかったです。
いつもながら…ぴあのんさんが…有意義なお仕事を…されていることに…感心いたしますよぉ~…(◎◎):尊敬の眼差し~♪
貴子も…今日は…大きな満月を見ながら…お家に…帰ってきましたぁ~…(^ε^):ムフフ~♪
嘘になります。
ここでしっかりモードを切り替えます。
仕事の顔に~
いや、怖い顔ではありません。
優しく慈愛に満ちた顔で、、、いつものかおです。
そう、普段通りにやればいいのですo(^_^)o