いつも・心に音楽を・くちびるに歌を~♪ 自然を感じて!

音楽療法、音楽教室、障がいを持つ子供さんのピアノ指導、緩和在宅音楽療法、アマティーナ愛知弦楽合奏団

命の期限

2017-05-13 | 緩和ケアー
癌で命の期限を切られ、自宅療養に切り替えたSさん、

その期限を大幅に伸ばし、なんと、肺の転移癌が小さくなった!との報告を
貰いました。

本人も家族も大喜び。。。
生きる力ってすごいな〜〜っと感じた今日でした。

癌が見つかり、後何ヶ月という期限が言い渡されどんな思いで過ごして
来られたか。。

私が音楽配達に伺った時は気持ちも思いもドン底であった様な気がしました。
悲痛な気持ちの訴えに、その時はただじっと寄り添うだけでした。

それから2ヶ月、3ヶ月と怯えながらも時を過ごして、期限の日を待つクライエント。

その期限を越したある日、歌っていた声がやけに美しく聴こえました。
喉に引っかかっていた何かが取れた様に思えました。
次も、次も。。その声は力強くなってきました。

病気のクライエント独特のかすれ声が消えている?

「喉、呼吸、ともに楽ですよね〜無理なく歌ってますよね〜」

*診察に行って先生に話してみよう、明日はMRIも血液検査もあるので。。。

*『で。。。その結果。。まだまだ生きられるって。。。』

やった、やった、努めて明るく過ごしてきて良かった。
食事療法、運動療法、音楽療法、抗ガン剤、神社仏閣参拝、
命を伸ばせるなら。。。何でもやろう。
なんとしても生きたいから。。

そして、家族と一緒に寝食を共にする事で私の癌は小さくなった。。。

今、Sさんは命の重みを受け止め、完全に無くなった訳ではないけれど、
こうして頂いた命を大事したいと言っておられます。

そして、、明日から週一回、傾聴ボランティアを始めるそうですそうです。







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