継続は力なり

音楽療法に通うえっちゃんがレッスンそっちのけで
一生懸命おじいちゃんの話をしてくれるのです。

言葉が不明瞭なので、えっちゃんが話すことを私の中で即座に整理して
会話を続けます。

おじいちゃんの腰が痛い
歩けなかったけれど歩けた
トイレについていってあげる
ご飯を口に入れてあげる

えっちゃんのおじいちゃんに対する心配の気持ち
おじいちゃんを看病するお母さんやお父さんを気遣うやさしさ～
えっちゃんは一生懸命私に伝えてくれています。
おじいちゃん～早く良くなると良いね～と言うと
ニコ～っと笑って手を振って喜んでくれました！

さて～今日は、
指を伸ばす運動、曲げる運動、同じ指を同時に一本ずつ曲げる練習、
物を掴む練習、投げられたお手玉を掴み取る練習、
指をまっすぐに伸ばし両手を合わす練習・・・などなど

そして次は発声ですがそれ以前に
まず身体をまっすぐに伸ばす事でした。

最初は背を伸ばす事の意味がわからず、頭をきゅ～っと引っ張るよ～
っと言いながら伸ばしますが、すぐに背が丸まってしまっていました。

最近やっと背中をまっすぐの意味がわかるようになって来ました！
今日は姿見を見ながら椅子に座って背を伸ばす様子を自分の目で確かめる。
そうすると上手く背が伸びるようになりました。
そして・・・声を出す！

口の周りの筋肉も緩みがちで先ずはキュッと閉める事。
母音の発音を中心に腹筋を使って「あっ」と発声。
どうも～「はぁ～」になってしまいます。
腹筋の力を使うことを覚えればもう少し声に張りが出てくるのでは・・

これも何年もやっていることです～
大きく一歩ではありません～
小さく一歩、でも来週には二歩後退
そしてまた一歩、
長く見ていると随分出来る事が増えました！
そんな繰り返しの毎週ですが、嫌がらずに来られることが
継続の力になっていると思うぴあのんです。

来年の春には養護学校を卒業し、就労するので、今よりも、
もう～半歩進んだ状態にしてゆきたいと願っています。


今日はもう一人、長くレッスンを続けているＭちゃんを御紹介
レッスンに来たのは３年生の時でした。
１０歳ですかね～
とっても素直でよいお嬢さん！
今年で１５年目になるかなぁ～

一人目のお嬢さんをつれてのレッスンですが、
ご姉妹の協力で頑張っています！

来週には二人目のお子さんを出産します～
椅子に座るとお腹にスイカがポコンとくっついているような～（笑）
お腹を触らせていただくとモコモコと動いていました。

予定日は９月１４日、一応この日はレッスンの日でもありますが・・・

さてさて～どうなる事やら～ともかく無事に出産を終え
元気で再び、赤ちゃんと一緒にお稽古に来てくれることを願っています。

画像はＭちゃんのお腹で～す！



９月８日
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Ｋ氏の手帳に書き留めた「気づきのフレーズ」より

☆「素直な心」「動機善なりや、私心なかりしか」