三味線の響き

今日は名古屋祭りで名古屋の中心の繁華街はにぎわっていました。

恒例の郷土三英傑のパレードがありました。
何年か前に全部の行列を見たことはありますが、
いつだったか思い起こせません。

私が行列を見た場所は、「大須」という所です。
いろいろな古着屋さんやアメ横・・などが出来、若者たちが集まり、
活性化してきた商店街です。

ここで、大道町人祭りも行われていました。

私は昨年は行っていないので、今年は夫ちゃんもこの商店街に有る
友人の店に行かねば・・という事で、一緒に行きました。

おいらん道中～今年は可愛い女性が３人、太夫になっていました。

そしてちょっと興味があったのが、津軽三味線の演奏です。
エレキ三味線です！
音色がよく、どっかの鳶職人の様なスタイルの２人
でも、音色や間合いなど、良く合っていました。

若い人たちがどんどんこういう和楽器に縁していく事は
これからの文化の担い手になって行くのでしょう。

特に、日本の楽器は、西洋の楽器に押されていますので、
三味線、琴、尺八、雅楽楽器　等等・・はなかなか習おうと言う人は
少ないです。

私は３歳から日舞を習い、６歳でピアノの道に入り、
１２歳で三味線を持ちました。

ですから、三つ子の魂１００まで・・ではありませんが、
とっても、日本のメロディーや音色が好きです。

日本の音楽教育は、西洋音楽を中心に教育をしてされてきました。
ですから、そんな音楽教育を受けてきた我々は、全くと言ってよいほど
日本の音楽については知らないに近いです。

日本の音楽を「邦楽」と言います。
楽器には
三味線、琴、雅楽楽器、能楽囃子、祭り囃子、尺八、笛　琵琶　など・・
があります。

しかし、こういう楽器を習おうと言う場所はあまりありません。
神社で・・笛や神楽の練習とか・・
お祭りの山車の上で笛を吹くとか・・
地元に伝わった和太鼓とか・・・

実際、お琴教室や三味線教室などピアノ教室に比べると
数パーセントだと思います。
これだけ、日本楽器に興味が薄いと言う事でしょう。

日本の文化をこれからの子供にもっともっと伝えるためにも
日本音楽の素晴らしさをメディアでも取り上げ、
教科書でも何曲か取り上げて、伝えていって欲しいと思います。

今日の津軽三味線パフォーマンスの若者にです。

久々に若者の中に日本の音楽の心を見た思いがしました。

もっともっと若い人たちが、こういう楽器を修得して
路上ライブなどがあちこちにあるといいな～と思うぴあのんであります。

きっと新鮮だろうな～～～って！


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