自信を持って前に進もう！

2009年10月30日（金）～11月1日（日）
第26回日本障害者歯科学会総会および学術大会が名古屋国際会議場で
開かれました。

大会テーマ： 「地域で生活支援型の口腔メンテナンスを」

このシンポジュウムの中に市民公開フォーラム（無料）というのがあり、
私が現在行っている「作業所における障害者歯科検診 ＆音楽療法コラボ」を
もっと進めるために何か良いアイデアや参考になる事があるかもしれないと思い、
聴講してきました。

座長：昭和大学歯学部口腔衛生学教室教授　向井美惠
「障害児者の日常生活に取りいれる音楽療法の実際～療育から口腔機能の育成まで～」
日本音楽療法学会認定音楽療法士　　　加藤恵子
多治見口腔ケアグループはねっと代表　栗木みゆき

内容は
障害者音楽療法についての説明
音楽療法と口腔ケアーをする歯科衛生士さんとのコラボレーションの説明、
歌、リズム～の紹介、施設での音楽療法動画

その中で、以前から私が行っている
「ぱぴぷぺぽ」を使っての言語音楽療法とよく似たものを紹介していた。
嚥下の時の筋肉強化、肺呼吸の強化、表情筋肉の強化等

「あら～同じことをやっている！」と思いました！
ただ、私の場合、パートナーが歯科衛生士さんではなく同じ音楽療法を
学ぶピアニストさんです。

いろいろ勉強させていただき私のやっている音楽療法と同じだ！
私行っている音楽療法はこれで良いと少し自信持ちました。
自信無しでやっているのではありませんが～これでもう一歩前に踏み出せます。

講座が終わったあと、私達をチームにしてくださっている区歯科医師会会長に
お会いし、いろいろお話をさせていただきました。

私達の検診に対する音楽療法は
「検診前の心の安定及び検診中の不安解消」を目的としています。
音を楽しむことができ、「いい気持ち」を実感してもらい
次への検診へとつなげてゆくのです。

この場合、私が強く思うことは、「チーム・アプローチ」ということです。
留意しなければならないことに、音楽療法が独自で力を発揮することもありますが、
歯科医、歯科衛生士、管理栄養士と連携しリンクし合って、
複数の力が合わされた結果、相乗効果としての成果が認められると
思っています。

今までもチームの皆様を音楽に巻き込んできましたが、
なかなか乗ってこられなく見ている人～
になる事のほうが多かったように思います。

次回から、もっともっとチームの皆さんが検診対象者のみなさんと
この大切な時間を共有してもらいたいと思います。

この日は４人の生徒さんのピアノのお稽古がありましたが
無理をお願いして休ませていただきました。
生徒の皆さん、沢山勉強をしてきました！
無理を聞いて貰ってありがとうございました。