注「この画像と記事は関連がありません」
○2月の作業所での音楽療法での出来事
この音楽療法のグループは少し重度の自閉症の方が多くいます。
いつものように皆さんのセッションを始めました。
身体特徴を重視し子セラピーの弾くピアノにあわせ繰り返えしながら
リズムを刻む練習をする。
発語の難しい対象者のために腹筋を使う発声練習をする。
次に発語を促すための発声練習をする。
全員に優しい音色(鈴・カスタネット)の楽器を配り
楽器でリズムを刻みながら歌を歌う。
対象者の中に甲高い声で歌える方がいるが
いつもと変わらず元気に歌ってくれた!
そして他の皆さんも同じように声を出しながら歌っていた。
その歌の最中に、突然、1人の対象者がパニックに・・・
職員の皆さんは全員総立ちで対象者を部屋に導く。
私は高校生くんやはるちゃんでパニックは慣れているので
あまり驚きはしなかったが唖然とする子セラピーのひろ子先生!
多分、こういう状況は初めてだったと思う。
☆青年期パニックについて
身体面の成長や衝動性の亢進などにより、彼らは自ら生じる不安への対処が、
短絡的にパニックという行動化をもたらしやすい。
青年期という節目に引っかかって、混乱をきたし、自己主張が高じて
一群の他に、青年期に重篤な退行現象を示す一群の部分症状として
認められるパニックがある。
対象者のパニックは音に対する不快感、気圧、自分自身のアイデンティーの
確立が上手く出来なかった・・などが原因ではなかったかと推察。
一応、50分のセッションは滞りなく終わったように見えたが・・・
実はこのグループではとても大変な事が起こっていた。
全員が小パニックを起こしていてそれがずっと尾を引いていたそうだ!
3月
2月の音楽療法のフラッシュバックがおきかねないので
音に対するセッションを考えて欲しいと以来があった。
いつもの動的セッションを静的セッションに切り替え、
即興セッションを行う。
子セラピーのひろこ先生もよく私について来てくださったと感謝!
春の歌を中心にピアノ音から優しい音色の伴奏に切り替え、
セラピストも声をおさえてセッションしていった。
先回パニックを起こした対象者に手を差し伸べ静かな声で一緒に歌う。
対象者は笑顔を見せてくれた!
「よし!いける!」
対象者の行動、顔色をみながらセッションを進めてゆく~
今回のセッションはかなり緊張したが最後までスムースに、
我ながら上手く進行できたと思った。
施設側スッタッフも安堵の顔を見せてくれた。
*以後、考えるべき点
本来なら作業所側から事前に今回のセッションについて連絡があるべきだが
月1回のセッションではそこまで話を持ってくる施設は少ない。
今回のように今月のセッションの前に・・・という事が多々ある。
施設スタッフとの連携と話し合いを進め、対象者に対する共通理解を
深めていくことがとても大切であることを深く反省材料とした。
音楽療法は本来は毎週というのが好ましい。
しかし、金銭的な面、セラピストの時間的問題(2人一組なので)がついてくる。
出来るだけ援助を惜しまずに対象者を援助してゆくように
心がけたいと思う。
○2月の作業所での音楽療法での出来事
この音楽療法のグループは少し重度の自閉症の方が多くいます。
いつものように皆さんのセッションを始めました。
身体特徴を重視し子セラピーの弾くピアノにあわせ繰り返えしながら
リズムを刻む練習をする。
発語の難しい対象者のために腹筋を使う発声練習をする。
次に発語を促すための発声練習をする。
全員に優しい音色(鈴・カスタネット)の楽器を配り
楽器でリズムを刻みながら歌を歌う。
対象者の中に甲高い声で歌える方がいるが
いつもと変わらず元気に歌ってくれた!
そして他の皆さんも同じように声を出しながら歌っていた。
その歌の最中に、突然、1人の対象者がパニックに・・・
職員の皆さんは全員総立ちで対象者を部屋に導く。
私は高校生くんやはるちゃんでパニックは慣れているので
あまり驚きはしなかったが唖然とする子セラピーのひろ子先生!
多分、こういう状況は初めてだったと思う。
☆青年期パニックについて
身体面の成長や衝動性の亢進などにより、彼らは自ら生じる不安への対処が、
短絡的にパニックという行動化をもたらしやすい。
青年期という節目に引っかかって、混乱をきたし、自己主張が高じて
一群の他に、青年期に重篤な退行現象を示す一群の部分症状として
認められるパニックがある。
対象者のパニックは音に対する不快感、気圧、自分自身のアイデンティーの
確立が上手く出来なかった・・などが原因ではなかったかと推察。
一応、50分のセッションは滞りなく終わったように見えたが・・・
実はこのグループではとても大変な事が起こっていた。
全員が小パニックを起こしていてそれがずっと尾を引いていたそうだ!
3月
2月の音楽療法のフラッシュバックがおきかねないので
音に対するセッションを考えて欲しいと以来があった。
いつもの動的セッションを静的セッションに切り替え、
即興セッションを行う。
子セラピーのひろこ先生もよく私について来てくださったと感謝!
春の歌を中心にピアノ音から優しい音色の伴奏に切り替え、
セラピストも声をおさえてセッションしていった。
先回パニックを起こした対象者に手を差し伸べ静かな声で一緒に歌う。
対象者は笑顔を見せてくれた!
「よし!いける!」
対象者の行動、顔色をみながらセッションを進めてゆく~
今回のセッションはかなり緊張したが最後までスムースに、
我ながら上手く進行できたと思った。
施設側スッタッフも安堵の顔を見せてくれた。
*以後、考えるべき点
本来なら作業所側から事前に今回のセッションについて連絡があるべきだが
月1回のセッションではそこまで話を持ってくる施設は少ない。
今回のように今月のセッションの前に・・・という事が多々ある。
施設スタッフとの連携と話し合いを進め、対象者に対する共通理解を
深めていくことがとても大切であることを深く反省材料とした。
音楽療法は本来は毎週というのが好ましい。
しかし、金銭的な面、セラピストの時間的問題(2人一組なので)がついてくる。
出来るだけ援助を惜しまずに対象者を援助してゆくように
心がけたいと思う。
音楽療法でも、色々と難しい点があるんですね~。療法中にパニックを起こされる方がおられるとは思いもしませんでした。
なかなか難しいものなんですね。
色々と障害を抱えておられる方のすべてに合った療法というのは、難しいでしょうね~。
ぴあのさんが行っておられることが、これほど難しいものだとは思っていませんでした~。
ミ(`w´彡)
ウワー!ワタシとても緊張しながら読ませていただきました!
ハラハラドキドキ・・目に浮かぶよう・・
ぴあのんさん、スゴイですね!
「よし!いける!」の辺りで思わず手を叩いていました!(笑)「ヤッター!」って!
実話の凄み、現場の臨場感って伝わるんですね!
でもこの瞬間がぴあのんさんがその細い身体を削ってでもなさる活力になるんでしょうね!
なんか曇ってるけど元気出てきた!
強気で病院に行ってくるわ!
昨夜は咳で眠れなかったワタシに元気をありがとうデス!
いやー、「音楽療法」って、本当に難しいですねー。
でも、ぴあのんさん、凄いですね。
さすがです。
月に1回では、なかなか慣れるまでに
時間がかかるのでしょうね。
事前の準備、後の反省・・・
ご苦労様としか言いようがありません。
障害が重度になればなるほどパニックを起こす
率が高くなりますので、とても配慮が要ります。個人セッションとは違い、集団は非常に難しいと思っています。
充分な準備が必要です~やはり職員さんともっといろいろ話し合ったり、ボラでも良いので
皆さんと普段から接することが大事だと思いました。
rudolfさんのコメントにも書いた様に重度になると意思の疎通も難しい事が多いのです。
一ヶ月に一度では皆さんの障害もしっかり把握出来ていない事も多々あります。
顔色、行動、様々なパターンを想定しての
セッションをしていかないと成り立ちません。
2・3月は本当に勉強になりました。
まだまだ勉強せねば!!はいっ。
お風邪~はやく治りますように~*^^*
音楽療法って形がはっきり見えないので
難しいです。。。。。
もっともっと信頼関係を結べるように
頑張ります。
っと何度も自分に聞いたことがあります。
こういう状況が起きれば起きるほど
「もう限界だよ~」っと自分の中の違う声が
忠告するのね~
その度に本を読んだり先輩に教えていただいたりして今に至っています(笑。
きっと限界までやっていると思うわ!