雑誌連載の偉人に学ぶでは幕末を中心に活動した偉人を取り上げその人物が影響を受けたその先生までを調べていくと、いろいろとつながりがあって興味のあるところである。
来月号での掲載になるであろうか、私の好きな人物で河合継之助が岡山に遊学に行き山田方谷という先生に教えを乞い、その後越後へ戻るときに見送りに来た山田方谷に両手をついて頭を下げたという名場面がある。テレビでも見た、司馬遼太郎「峠」の主人公でこの場面もハイライトである。
その時に送った言葉がこの「至誠惻怛」という。
これも調べていくと素晴らしい陽明学の教えであるが、この山田方谷が江戸で佐藤一斎(詩吟の世界でもおなじみ)に師事した時に同門に佐久間象山がいたという。
佐久間象山もこの項で書き上げていて後日送付する予定だがその佐久間象山を論破したという山田方谷、この人も紹介したいと思ったねぇ。
地元岡山県では大河ドラマに推薦運動を起こすほどの人物だそうだ。
こうやって調べていくと、隠れた偉人というのはたくさんいてこれも勉強の楽しみの一つである。