空手の雑誌で連載を続けて一年がたつ。
今月は橋本佐内を取り上げ、次号では河井継之助の予定だが、その継之助が岡山の山田方谷に学んで帰るときに見送りに来た方谷に道の真ん中で土下座をして感謝の気持ちを表したというほどの人物でそのうちに、紹介したいと思っているのだが、ユーチューブを見たら、今の加藤官房長官が山田方谷に学んで大河ドラマにとりあげる運動をしているそうである。
やはり見る人は見ているのだねぇ。
その前に私はジョン万次郎を手掛けていて、この人も大河ドラマの運動を地元高知県では展開しているのだという。
山田方谷と同門であったという、佐久間象山も今書き上げて編集部に送るところだが、菅総理大臣も上杉鷹山の自助・共助・公助の三助の思想を述べていたが、歴史に学ぶものが大いにあるということは私も連載しながらうれしいものがある。
表には出ないが、歴史上偉い人はたくさんいるものだねぇ。
今年の大河ドラマ渋沢栄一は二宮尊徳の経営手腕に学ぶなどまさに温故知新、このような気持ちは大切なものだと改めて思ったものだ。