冷たい雨が降っていて家でじっとしているのがいいようだった。
大相撲が始まったおかげで退屈しないでいい。
格闘技からの観念で見ると仕切り時間や立ち合いの駆け引きなど参考にもなる。
小学校に行く前から遊びとして相撲を取っていた記憶があり農業の手伝いをしていた関係で足腰が鍛えられ相撲は強かったね。
村の水神社の奉納相撲では3人抜き、5人抜きなどを達成してご褒美をたくさんもらって帰り、応援に来ていた祖父が喜んでいたものだった。その祖父の祖父が村一番の力持ちで西南戦争の時は西郷軍の大砲を引っ張るために駆り出されたという話が残っている。侍大将くらいなら格好がつくのだが、その昔源平の時代に隠遁生活をして土地の百姓になったのだから仕方がないか。
源氏の末裔だと大っぴらに名乗られないところである。亡くなった高倉さんと上杉1000年の歴史だと笑いあっていたのが懐かしいねぇ。
ー閑話休題ー
この氷雨の中を嫁の詩吟教室だといって集まり、中には金沢区から京急線で乗り継いでくる人もいるが、80歳を超えているという、その熱意には頭が下がる。
古稀だといっている場合ではないねぇ。