勝見城
長野県南佐久郡佐久穂町余地にある勝見城に行ってきました(2023年12月23日)。
海瀬駅から歩いて50分ほどで登城口に到着。国道299号線を十国峠に向かって歩いていき、下仁田佐久穂線と交差するあたり(余地)から民家の横を通って登っていきました。小屋の手前のところから尾根をひたすら登っていきました。それほど急斜面ではなかったので、なんとかたどり着くことが出来ました。下仁田佐久穂線を余地ダムの方に向かって歩き、自成寺の少し先から登るルートもあるようです。
勝見城登城口
この城は、標高990m、比高は190mで、宮坂武男氏の「宮坂武男と歩く戦国信濃の城郭」にも掲載されている城です。15世紀末か16 世紀初期に、郷士の伴野氏が築いたと考えられています。最初に現れる4郭は、従来ここが主郭と考えられていたとのことです。宮坂氏の本では狼煙台とされています。そこからまたさらに登っていき標高922mとなるあたりが主郭となるようです。このあたり巨石がいくつもあって、これらが物見台として使われていたのかもしれません。
登城口
小屋(この手前のところから登りました)
4郭手前
巨石(1)
巨石(2)
主郭
主郭からの眺望