春山城、霜台城縦走
長野県長野市若穂綿内にある春山城、若穂保科にある霜台城と縦走しました(2023年7月15日)。
コースは「ながの山城 歴史トレッキングガイド」を参考にさせていただきました。
春山城は、この辺りでは「一に春山、二に尼厳、三に鞍骨」と言われる堅固な要塞の一つとなっています。「日本城郭大系」には、綿内要害という名前で掲載されていました。大城(城ノ峰)と小城(春山)の二つに分かれているとのことでした。
この日は、雨の上がった直後で滑りやすくなっていることもあり、岩場を通る天王山口からではなく、蓮台寺からのコースを選びました。ただ、こちらのコースも結構きつかったです。登っていくと大城手前の堀切のところにたどり着きます。
堀切から少し歩くと標高635mの城ノ峰にある春山城(大城)になります。主郭の一部は土塁で囲まれていました。さらに先に進んでいくと、左手にダルマ岩があり、その先の標高650mの春山にあるのが春山城(小城)になります。ただ、説明板などの目印がないので、ヤマレコの地図が頼りになります。
さらにずっと先に進んでいくと、甑岩があり、さらにその先に若穂太郎山との分岐点があります。この分岐点は右に進みます。分岐点のところが標高900mで、今回歩いたコースの最高地点になります。分岐点を右に曲がってしばらく道がはっきりとしないようなところを歩くと、その後道がはっきりと分かるようになってきました。クマ太郎岩を過ぎると、堀切が現れ霜台城の城域に入ったことが分かります。
霜台城には、崩れかけてはいますが石積が残っています。その先は降りて行くだけですが、孤崎登山口にたどり着きます。4時間半ほどかかりましたが、楽しめるコースでした。
蓮台寺
カモシカ
主郭手前の堀切
春山城説明板
城ノ峰城の標柱
春山城(大城)主郭
ダルマ岩
春山城(小城)
甑岩
分岐点
クマ太郎岩
霜台城主郭
霜台城の石積
孤崎登山口
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