白河小峰城
福島県白河市郭内にある白河小峰城に行ってきました(2023年10月9日)。
白河駅の目の前になります。日本100名城にも選ばれた白河小峰城には、以前にも訪れたことがあるのですが、その時には東日本大震災て崩れた石垣の修理中でした。今回は修理は終わっていたので、くまなく見ることが出来ました。また北東方向に少し離れたところで見つかった石垣(Googleマップでは西側石垣となっていますが、東側あるいは北東側になります。)を見るというのも、今回の目的の一つでした。
この地二初めて築城したのは結城親朝で興国年間(1340-45)と言われています。一族が小峰氏となりしばらく、ここを居城とします。ただ、豊臣秀吉の小田原攻めの際に、攻撃に参加しなかったことから、領地が没収となり、その後には蒲生氏郷の版図となり、会津に入った蒲生氏郷の代わりに城代が置かれます。上杉景勝が会津に入った時も同様でした。
江戸時代になって、棚倉からこちらに移った丹羽長重に対して、幕府から白河に城を築くように言われ、改築を行い今のような石垣の城にしたとのことです。白河の地は、昔から白河の関が置かれた要所なので、幕府としても奥州の監視が必要で、このように命じたのかなと思います。少し前に見つかった外郭の北東の石垣は、まさに奥州から入ってくるのを監視するためのような位置です。
グルっとまわると一時間以上かかりますが、それだけの見どころの多い城ではありました。
白河駅から見た白河小峰城
白河小峰城と城址碑
清水門
清水門
桜御門
帯曲輪門
本丸南面の石垣
本丸西面の石垣
本丸北面の石垣
本丸北面にある最古と考えられる石垣(三重櫓の左下部分)
矢ノ門から見た三重櫓
二の丸から見た三重櫓
本丸西側端の方に建てられている丹羽長重公築城址の碑
三重櫓と前御門
移築された太鼓櫓
外郭の北東にある外郭石垣(少し前に見つかった石垣)
外郭の北東にある外郭石垣(少し前に見つかった石垣)
搦手門の石垣
堀越しに見た三重櫓
堀南西隅
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