上方落語の重鎮で、テレビの司会でも活躍した落語家の笑福亭仁鶴さんが17日、大阪府の自宅で亡くなられました。
記事では、86年からNHKの番組「バラエティー生活笑百科」の司会を30年以上務め、柔らかな物腰と軽妙な語りで、世代を問わず愛された。と紹介されていましたが、『四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせー』のナレーションは省略され、レトルトカレーのCMのせりふ『3分間待つのだぞ』が流行語になったことには触れていました。
『3分間待つのだぞ』は時代劇「子連れ狼」のパロディーで、レトルトカレーとは1968年に大塚食品が発売した世界初の市販レトルト食品、ボンカレーのことです。
因みに、ボンカレーはお盆に食べるカレーではなく、フランス語のBon(良い、優れた、美味しい)からきているとのこと。