岩手生物工学研究所(生工研)は、英国のセインズベリー研究所など世界最先端の研究機関と連携し「いもち病」に強い水稲や小麦などの品種育成に、日英7研究機関による国際共同研究として乗り出します。ほかの研究機関は京都大学と奈良先端科学技術大学院大学、ジョンイネスセンター、ケンブリッジ、インペリアルカレッジロンドンです。
品種育成に向けて着目するのが、病原菌への抵抗性を担う植物のタンパク質「NLR」の働きで、病原菌の因子をどのように認識し、いかに抵抗性を誘導するかを分析する。とあり、具体的な手法の説明がありましたが、まとめるのが難し過ぎますので割愛します。
農薬に頼るのではなく、抵抗性遺伝子を用いた品種育成で防除につなげる。とありましたので上五は「脱農薬」としました。
小麦は近年ウクライナ危機も重なり供給が不安定化し、地球温暖化により病害が一層拡大する恐れもあるので、いもち病に強い品種を世界の産地に供給できれば、生産の増強が期待される。とありましたので、中七を「世界に散布」としました。
共同研究は生工研の寺内良平ゲノム育種研究部長(京都大学教授)=八幡平市=が代表を務める。とありましたので下五は「岩手から」としました。
句作りは記事にある言葉を使うことが多いのですが、五七五に収めるのには内容が難し過ぎるため、研究した結果このような句が出来ました。