山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

北米に大風呂敷の星条旗

2025-01-14 10:30:59 | 時事川柳

トランプ次期米大統領が覇権拡大へ野心むき出しにし、カナダを51番目の州にすること、デンマーク領のグリーンランドを購入すること、中米パナマ運河の管理権を手に入れることを豪語しています。

カナダには経済的圧力、デンマークには軍事・経済的強制力の行使をほのめかし、パナマには「運河の通行料を米国からぼったくっている」と鼻息を荒くしているのです。

記事は、挑発だとの受け止めと脅しではなく本気だとの見方が交錯するとしながら、ジョージ・ワシントン大教授で元外交官のゴードン・グレイ氏の見解が紹介されていました。

米国はロシアからアラスカを、デンマークからバージン諸島を購入した歴史があり、購入目標は突拍子もないものではないが実現性は懐疑的で、武力でグリーンランドを奪うことやパナマ運河を占領することは、米国内で支持を得られないだろう。

10日(金)の記事に米国とカナダが星条旗で塗りつぶされたイラストが載っており、これが大きな風呂敷に見えました。「実際には出来そうにないことを言ったり、計画したりする。大言壮語する。ほらをふく。誇大なことを言う」そのような意味の慣用句、「大風呂敷を広げる」トランプ氏の場合は超大型のバスマットでしょうか。

 

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