15日(土)の記事見出し
遠野の馬力大会中止
虐待行為と告発受け
来年以降は再協議
を詠んだものです。
馬力大会とは農用馬がそりに重りを積み、起伏のある直線コースで競うもので、北海道独特の地方競馬であるばんえい競馬は知られていますが、遠野の場合は馬券の発売はないと思います。
馬への虐待行為があるとして、非政府組織(NGO)団体から県警に告発状が出されたため、6月に予定していた第47回東北馬力大会は中止することになりました。
遠野市長が委員長を務める大会の実行委員会は臨時会を開き、継続や休止、代替イベント開催などの意見を出し合い、多数決で中止を決め来年度以降は改めて協議することになりました。
大会を巡っては、2023年の第45回で、レース中の馬を手や手綱、ロープなどでたたいたとしてNGOに告発され、関係者8名が動物愛護法違反の疑いで書類送検され、全員が不起訴処分となったことも紹介されていました。NGOが同一の団体なのかは不明です。
市は虐待の認識はないとしつつも、市長さんは「伝統文化を引き継いだ大会で、しっかり整理して臨んでいきたい」と話し、人の意見や批評などを心に留めずに、聞き流すことは致しませんでした。