気ちがい河馬さんの日記

精神病院に通院しつつ、障害年金ではとても食えないので、深夜に「ギャオ^スー」と雄叫びを発し河馬に変身し大和川の草食らう

気ちがい河馬は躁鬱病である。

2014-06-07 14:34:32 | 風景
河馬は22~3歳の時発病している。
しかし躁鬱病者が自らを病気と自覚し、きちんと病院に通って病気の波を穏やかにするのは、なかなか難しい。僕は自分が病気とおもって定期的に通院するまで10年かかっている。
発症初期に、鬱の時は、本人も苦しく食欲減退、閉じ込もり、などとにかく苦しさから逃れようと這ってでも病院に通う気になる。
しかし、躁状態になると、気分快活、万能感に溢れる。その結果借金はしたおすは、浪費は激しくなるは、どうにも収拾がつかなくなる。

躁鬱病は感情障害がその特徴と言われるが、感情障害だけでない。全身病である。躁の時は、激しい下痢に襲われオムツがなければとても外出出来ない。それに俗に言う火事場の馬鹿力も発揮できる。そんなことがあっても本人は気分爽快だからなかなか病気と自覚しにくい。従って病院にも通わなかったのである。

 どうしようもなく、多弁になる。その結果他人とトラブルをおこす。
浅香山病院の名医榎本Dr.に言わせると「躁」の時患者は次々といろんな事をするが中身は空っぽであるとおっしゃる。

しかし、僕は必ずしもそれが全てでは無いとおもう。
躁状態の時脳内の観念連合が進むと言われる。現象的には、あれもしたい、これもしたいと言う、要求がフツフツ湧いてくる。それが脳内の正しい論理回路と結び付くと美しい絵も描く事もできるし、文書もかける。

躁鬱病も捨てたものではない。

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