こんにちは、シェフの梅田です。
昨夜から今朝にかけては、随分冷え込みましたね。
ゆうべ、マイナス5℃の気温の中、ランニングに出たら足が攣りそうになってしまいました。
(一晩寝ても微妙に痛いですが・汗)
寒いと色々な場面で問題が起きますので
皆様もお気を付けくださいね
さて、前々回の更新でだらだらと赤身肉について語ったのですが
今日はその続きをちょっとだけ。
題して「糖質と肥満の関係」
冒頭にも書きましたが
僕は冬になって時間ができてくると、何かしらの運動を始めます。
太りやすいので、放っておくと体重が増えますから
冬の間は意識して引き締めないといけません。つまりダイエット。
それと同時に
軽い糖質制限を行って、タンパク質(つまり赤身)や野菜のバランスを増やします。
僕は天秤座なのでバランス重視、極端な制限はしませんが。
糖質制限でダイエットというのは
最近よく聞く言葉で、いわば流行りのような物です。
しかし、僕はこの糖質制限というのが、ある程度の効き目があると思っているのです。
仕事柄、食肉という物を散々取り扱って来て
最近は赤身肉に注目していることもあり、餌について良く考えます。
「何を食べたらこういう肉質になるのか?」
そこに着目していくと
穀物は脂肪として蓄積されやすいというのがあります。
食肉と言えども、要は動物の体ですから、
人間にも同じことが言えるのではないか?と考えています。
別に臨床をしているわけではないですし
きちんとした研究データを基に・・なんてする気もないですから
あくまで「経験に基づく個人的な漠然とした感想」です。
軽く読み流してくださいね。
美味しい銘柄豚には、分厚い脂が付き物です。
食肉で言う外側の「被り脂」は生体で言う皮下脂肪です。
霜降り肉とは
筋肉細胞に入り込んだ脂肪細胞です。
融点の低い、いわゆる「口どけの良い脂」は純粋な脂肪に近いから融点が低いわけで
いわば精製された脂肪です。
フォアグラは皆さんご存知のように
鴨やガチョウに「ガバージュ」と呼ばれる穀物の強制給餌をして、肥大させた肝臓です。
焼けば、バターのように流れ落ちる脂肪が特徴。
これらを悪いとは言いません、美味しいですから。
ただ、自分がこういう肉質になりたくないな・・と(笑)
これら食肉の主な餌は穀物なので
穀物が生体内で脂肪に変化し、蓄積されるのはある程度予測が付きますよね。
そんな様子を、イヤでも日々見ていますから
自分はどんな風に生活して、どんな物を食べれば良いのか
って、ついつい考えてしまいます。
よく、野菜とかフルーツとか「突然これが食べたくなった」みたいに
本能的に身体が欲している物を食べると良い、みたいな話も聞きますよね。
これは言わば本能的というより、学習による行動が遠因にあるので、
ストレス発散には良いと思うのですが、
僕は今日も明日も
自分が「本能的に?」感じるグッドバランスよりも
やや糖質を制限して、野菜とタンパク質を少し多くした、量控えめの食事を心がけていきます。
あとは、良く運動してと。
健康な体作りも、不健康な体ができてしまうのも
日々の積み重ねですよね。
科学的な裏付けのない、エッセイのような話ではありますが、
皆さんはどう思われたでしょうか?
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