
妙心寺は、境内への出入りは自由
広い境内なので通路代わりに自転車も入ってくるのでちょっと危ない
いささか車は入ってこないようだが、寺関係の車両は境内にあった

妙心寺といえば法堂の雲竜図が有名
法堂はもちろん有料(500円)
まずは、法堂奥の玄関を入り拝観料を払う

妙心寺は完全ガイドツアー
20分間隔で出るので時間まで大方丈を見学

作務衣姿のガイドに連れられて、まずは法堂へ
じっくりと雲竜図を眺めさせてもらい、解説を聞く
そして法堂内をぐるりと回ると…
なんと龍の首が向きを変えてこちらを追ってくるのだな
これはなかなか迫力があるよ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
法堂には国宝の梵鐘もある
今は安置されている本物を見せてもらい、鐘の音のCDも聞かせてもらった
懐かしい鐘の音の響きを感じた
(実は昔の「ゆく年くる年」で使われていたそうだ)

その後、明智風呂へ案内される
明智風呂と言われる由来は(ガイドの説明より)
信長の首を取った光秀が真っ先に訪れたのが妙心寺
光秀はここで自害しようとしたが、寺側になだめられて思いとどまる
(妙心寺としても謀反者に境内で自害されるのは困るというのが実情だそうだ)
寺内の風呂で戦の汚れを落とし、寺を後にする光秀
しかしやがて追手に討たれたのだ
光秀が使った当時の風呂はもちろん残っていない
でも、その後光秀を弔うためにこの蒸し風呂を造ったのだ
(光秀からもかなりの額の寄進を妙心寺は受けていたそうだ)
光秀を偲んで合掌…
ここは風呂釜のほかに休憩室もあり、写真もOKなのだ