

クロアチアの首都ザグレブは旧共産圏の面影を残す町。
観光の見所もこじんまりとまとまっており、半日もあれば堪能できる。
人はこの町を『東欧の小ウィーン』と呼ぶ。
ウィーン、ザグレブに詳しいわけではないが、一応どちらの町も訪問した私的には・・・
・教会や市庁舎などにその面影がある。
・市内を縦横にとラムが走る。
など、共通点も見つかる。
確かにザグレブは規模的には『小さなウィーン』かもしれない。
でも、市内や通りの様子も、ウィーンの町ほどあか抜けていない。
『小』をつけてPRするのは旅行社の戦術だろう。
でも、私はウィーンとの比較でこの町を見るより旧ユーゴの町としてみたほうが好きだ。


ザグレブではチョッとした?トラブルの連続に見舞われた。
まず到着した日。
夕刻着なので、旅装を解いてすぐに町に繰り出した。
ところが、観光案内所・ケーブルカー・美術館・聖マルコ教会など軒並みcloseなのだ。
1日しかないのに、どこも廻れなかった。
翌日になってわかったのだが、その日は「解放記念日」というクロアチアの祝日だった。
また、次の目的地・スプリトまでの航空券もホテルで渡されるはずだったのだが…
フロントは「預かってない」とつれない返事。
現地旅行社に電話してどうなっているのか尋ねたけれど「解らない」???
一時はどうなることかと気を揉んだのだが、結局航空券はホテルにあったのだ。
フロントに「おまえ、さっき預かってないって言っただろ!」って抗議したら
「私は航空券のことは引継ぎ者から聞いていない。私のミスではない。」だって。
気候的にも、私が滞在した日は夏なのに寒かった。
どうやら、私とザグレブの相性は良い方ではなかった様だ。

