本日は千葉県館山市にある鶴谷八幡宮に行ってきました。
鶴谷八幡宮といえば、毎年9月頃に「やわたんまち」という大きなお祭りが有名な神社です。10機のお舟や山車が、だんじりのように勢いよく出入りする様はとても圧巻です。
御神体
品陀和気命(応神天皇)
帯中津彦命(仲哀天皇)
息長帯姫命(神功皇后)
歴史
平安時代初期、国府近くの三芳村府中(現在の南房総市)に安房国総社として創建された。鎌倉時代に入ると総社信仰が衰微し、代わって源氏の影響で八幡神信仰が高まったため、総社から改変され八幡宮となり、当初の位置から遷座するに至ったという。康応2年(1390年)には、安西八幡宮の名で資料に見える。
中世には里見氏、江戸時代には徳川幕府の崇敬を受け、社殿奉納や社領寄進を受けている。明治6年(1873年)には郷社、昭和15年(1940年)には県社に列せられた。創建1000年を迎えた昭和51年(1976年)の本殿改修に当たって、鶴谷八幡宮と改称している。
★例大祭★
国司祭(国府祭)の伝統を引き継ぎ1000年以上行われている祭で、千葉県無形民俗文化財に指定されている。通称「やわたんまち(八幡祭)」。南房総を代表する祭である。初日には安房国南部10社の神輿が入り、翌日に市内5町から山車・お船が出る。夕刻には10社の神輿の還御、及び八幡宮神輿の御浜出が催行される。
本殿脇の社務所にていただきました。市街地にある神社ですが、境内に入ると、そこだけ静かな空間になっておりとても不思議な感じがしました。
やわたんまちには幼い頃からよく連れて行ってもらっていて、毎年欠かさず言っていましたが、2019年は台風の影響で、2020年と2021年はコロナの影響で神事のみ、今年は規模を大幅に縮小し行われました。早くいつもの勢いのあるやわたんまちが開催されることを祈っています。
*参照したもの*
Wikipedia