家具の病院

家具の修理は、『家具の病院』にお任せください!

ダイニングチェア 張替事例

2011年10月21日 | weblog
ダニエル家具の修理部門『家具の病院』で発生した、椅子の張替事例をご紹介ます。

  

約15年使用したダイニングチェア。 革張りがイタミ、ウレタンもヘタリ座り心地が悪い椅子になってしまったとご連絡頂きました。

さっそく、ダニエル『家具の病院』のドクターが訪問。 張り地の選定から座面の堅さ等チェック。

修理開始。

 

まずは既存の張り地とウレタンを剥がす。 やはり、劣化しており表面はパサパサ。
全て剥ぎ取って、それを型にして新しい布地を裁断・縫製。


そして、新しいウレタンで座面を製作。ダニエルの高級家具に使用するモノと全く同じ品質のウレタンを使用。
ウレタンもピンからキリまである。張ってしまうと中が見えないのでココが要注意。



新しく選ばれた布地を張って治療完成!!

  

見事によみがえりました。

  

気分も一新。気持ちよくまた永いお付き合いが愛着ある椅子と始まります。

『家具修理』に関するお問い合わせは 『ダニエル家具の病院』まで
 電話 0120-497669(年中無休)

 ★★★ホームページはこちら★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【アーコール家具】 修理 (アーコール日本総代理店 ㈱ダニエル)

2011年10月19日 | weblog
『アーコール修理』。
英国家具で大変人気のある『アーコール』。曲げ木を使った繊細なデザインで世界各国に愛好家がいます。

横浜元町に本店を置く『ダニエル』は『アーコール家具』の日本総代理店。

現在、日本国内で見る全ての新品のアーコール製品はそこから販売されています。

そのダニエルでは家具修理の専門部門『家具の病院』を開設しています。

もちろん、永く使用して愛されて家具は、ダニエル製品のみならず修理・修復をするのですが、日本総代理店である『アーコール』も数多く手がける修理品の一つ。

今回はその事例『アーコール家具修理』をご紹介します。

 
30年近く使われた『アーコールのアームチェア』。

使用による劣化でアーム部分の塗装がはがれてきているのと、抜きの部分が若干乾燥してゆるくなり、凸凹ができてしまっています。
 
もちろん、クッションも経年による劣化でヘタリが出ています。



今回は、クッションの張替と、座面の下にあるウェビングの張替、アームの塗装と接合部分の修理を行います。

�まずは、アームパーツ。
ダニエルの熟練職人は家具修理に対して一切の手抜きをしません。
一般的な家具修理では、グラつきや先ほどのような凸凹があれば、ペーパーやすりで平らにするか、釘やT字の金物で締め付けるだけ。結局、根本的な治療・修復にはなっていません。

ダニエル職人はまず、アームのパーツを分解しました。
  

そして、再度組み直しをします。その際に、きちんとクサビを打ち直しすることで、グラ付が完全に直り、先ほどの凸凹も解消されました。

�そして、それまでの塗装をペーパーヤスリを使い、丁寧に塗装をはがしていきます。

これがまた、大変時間がかかります。

今回はアームの部分修理のためにその他の部分には塗装がつかないよう全て養生をします。
 
両肘の塗装を全て綺麗にはがし、下地調整を行います。この際に、細かな傷はキレイになります。

�再塗装


ダニエルの熟練の塗装職人が他のパーツと遜色ない、また経年変化を考慮した着色を行います。
  
この輝き!!

�ベルトの交換
アーコールは座面の下にベルトを使用している。
 
このベルトを他の所では入手ができないからと、板を張ったりするところがあるこうなので要注意。
『ダニエル家具の病院』では『アーコール家具の修理』をするときには、国内パーツを使用することもあるが、
出来るだけ、英国からパーツを取り寄せして『純正パーツ』で修理する。


このようにして、愛着のある『アーコール家具の修理』が完了。

どのようなアーコール製品でも修理可能。
まずは、お気軽にお問い合わせを。

見積もり・相談無料です。
電話0120-497669【家具の病院】

または、アーコール・ジャパンのオフィシャルホームページからでもお問い合わせいただけます。

★★★『アーコール・ジャパンオフィシャルホームページ』★★★

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よみがえれ!! 

2011年10月14日 | weblog
愛着持った椅子が壊れたり、グラついたり、張り地が破れたり、座面がへたったらどうしますか?


 

長年使用した思い出の『ダイニングチェア』

ようようくたびれてきたので、買い替えを考えたIさん。

色々家具屋を見て回っては見たものの、ダイニングテーブルに合う色やデザイン、シートの高さの合う良いモノがありませんでした。

そこで、調べた結果出てきたのが横浜元町に本店を構える『ダニエル』。
西洋風家具・横浜クラシック家具を製造するのが本業ですが、その原点は『家具の修理』。

外国人が持ち込んだ椅子やタンスの修理から、その技術を学び現代に伝えている家具メーカーなのです。

そこで、修理部門を現在では『家具の病院』と呼び、国内外・メーカー問わず家具修理を行っている。

今回のこちらのダイニングチェアもダニエル『家具の病院』で治療していただいた。



まずは、今まで使用されていた張り地を丁寧にはがす。
そして、そのはがした張り地が新しいモノを張るために必要な型となる。

張り地を剥がしてみたところ
   
ウレタンは長年の使用の結果、表面は粉のようになっている。
完全に、弾力性が失われて機能が果たされていない状態。

  
完全にはがし終わったところで、木部のチェック。
今回は全く問題がない。

   

新しいウレタンを張り、準備万端。

    悩んで選んだ張り地は元の革より少し明るめ。
気分も変えて、すがすがしい気持ちに。

  
くたびれていた椅子が、きれになり、その輝きを取り戻した。
これならまた、数十年使える!!!
そう思われた依頼者でした。

家具の病院では『椅子の張替』修理のほか、『テーブルの塗装直し』、『木部の修理』、『家具の改造』
住まいのリフォームまで、どのようなことでも対応してくれます。

まずは、お問合わせを
フリーダイヤル 0120-497669 『ダニエル・家具の病院』

★★★ホームページはこちら★★★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランプ修理 『シェード張替』 よみがえるランプ 『家具の病院』

2011年10月13日 | weblog
本日はランプのシェード張替の修理の事例ご紹介。

ランプのシェードは経年の劣化によって黄色く黄ばんだり、熱で焼けたり、ホコリで真っ黒になったりします。

一生懸命毎日お掃除しても、20年も使えばどんなランプも汚れや劣化が進みます。



ダニエル『家具の病院』では、シェードの張替を行っています。

『ランプシェード張替』はどこで出来るか多くの方がご存じなく、廃棄しているのが現状。

そんな時は、まずご相談ください。

今回のご依頼のお品は、


プレーンのシェード。長く使ったことによって劣化が進んでいる。

どの場合でも、絶対に必要となるのは『シェードの骨』

骨があればお値段もお手軽に張替ができる。
(もちろん、骨がなくても製作可能)

今回は張替に合わせて、ヒダをとってエレガントなシェードに変更した。
色合いは、極端に現在の雰囲気を壊さないように張替前の色に近いモノを選択。


張替後のシェードをランプに設置してみる。



二つ並べるとよくわかる。
  

明るさが増すとともに、ヒダをとることで雰囲気がさらに良くなった。

もとのランプもよみがえり、ご家族のもとへ。

シェードひとつでも、修理して使う。思い出がまたよみがえり、次の世代へと受け継がれる。

家具・ランプシェード・リフォームのご相談はダニエル『家具の病院』へ

『家具の病院』へのお問い合わせはこちら 『ダニエルホームページ』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椅子の修理 『コスガ』家具の修理

2011年09月26日 | weblog
すでに倒産してしまった家具メーカー『コスガ』。日本でも三本の指に入る家具製造メーカーでした。

今回持ち込まれたのはコスガのダイニングチェア。

背中の上の部分(笠木)と呼ばれるパーツが割れてしまった。

正直、私感覚ですと、笠木は無垢で製作するために割れてしまうということが考えられないのですが、
実際の現物を見て、なるほどぉーと思いました。





このような状態でパックリと割れていました。
この原因は何か??


実はこの椅子の笠木の部分は、三枚の板を張り合わせたモノだったのです。

ダニエルの家具作りでは、このパーツは無垢一枚板だからカーブに合わせてカンナで削りだして製作する。
そのため、このような状態になることはありません。
もちろん、三枚で張り合わせている(三枚剥ぎ)でもこのようになるのは大変まれなケースです。

木の接着剤がはがれ、木の戻ろうとする性質が強く、このような状態になったと考えられます。

いずれにしても、『無垢材を削りだすコストと三枚で張り合わせるコスト』、材料費ではだいぶ違うでしょうが、手間を考えると、どうも張り合わせて何脚も椅子を作るほうが手間工賃がかかるような気がしますが・・・。
ただ、私もこのように製作されていることを恥ずかしながら、今回初めて知ることができました。

さっそく、この椅子の修理を承り。『家具の病院』で治療に入ります。



まずは、開いてしまっている個所にノリ(接着剤)を注入します。その後にモクネジを使い、接合。
さらに、圧着するためにハタガネと呼ばれる工具で締めつけます。

骨折した骨を強制しているような感じです。

約3日間固定して接着ができたら完成。


ものの見事にキレイになりました。

  
before & after


こうしてキレイに完治した椅子は、家族のもとへ帰っていきます。


家具の修理専門:ダニエル『家具の病院』はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家具修理 『コスガ』(kosuga)の椅子を直す

2011年09月16日 | weblog
すでに倒産してしまった家具メーカー『コスガ』。日本でも三本の指に入る家具製造メーカーでした。

今回持ち込まれたのはコスガのダイニングチェア。

背中の上の部分(笠木)と呼ばれるパーツが割れてしまった。

正直、私感覚ですと、笠木は無垢で製作するために割れてしまうということが考えられないのですが、
実際の現物を見て、なるほどぉーと思いました。





このような状態でパックリと割れていました。
この原因は何か??


実はこの椅子の笠木の部分は、三枚の板を張り合わせたモノだったのです。

ダニエルの家具作りでは、このパーツは無垢一枚板だからカーブに合わせてカンナで削りだして製作する。
そのため、このような状態になることはありません。
もちろん、三枚で張り合わせている(三枚剥ぎ)でもこのようになるのは大変まれなケースです。

木の接着剤がはがれ、木の戻ろうとする性質が強く、このような状態になったと考えられます。

いずれにしても、『無垢材を削りだすコストと三枚で張り合わせるコスト』、材料費ではだいぶ違うでしょうが、手間を考えると、どうも張り合わせて何脚も椅子を作るほうが手間工賃がかかるような気がしますが・・・。
ただ、私もこのように製作されていることを恥ずかしながら、今回初めて知ることができました。

さっそく、この椅子の修理を承り。『家具の病院』で治療に入ります。

次回へ続く。

家具の修理専門:ダニエル『家具の病院』はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『後悔しない家具の選び方』 工房見学会開催 ソファの中身や修理の方法やお手入れまで 

2011年09月07日 | weblog
数々の修理のソファが入ってくる。
もちろん、張替依頼が多いのだが年間に数台は中の構造体が破損した状態の修理でくるものがある。



今回のソファはこちら
イタリア製の草本革張りソファ。

このソファの構造体が破損した。さっそく修理のためにフルヌード(革とウレタンを剥がし)構造体の状態にして、診断してみる。



 
すると上記のように、集成材が割れている。この素材はパーチクルボードと呼ばれる集成材。
構造部分にタッカー等で椅子張りをする際に圧力がかかったのか、使用している状態で圧量がかかったのか、定かではないが、割れてしまいっている。

   
こちらは、背中と座面に向けての補強のパーツ。いわゆる背骨。残念なことに寸法がずれていて、きちんとついていない。これは、採寸を間違えたのかそれとも、最初から切り間違えたのか・・。
こちらも、その一例。隅木と呼ばれるパーツ。これでソファの四隅を補強するのだか、サイズが合っていない。


こちらは、前脚の部分。長いソファの前に部分なのだが、幅が2m近くあるので、一枚板ではまかなえず途中でつないでいる。この、つなぎ部分の場所が悪い。

丁度、三人掛けの真中の部分。人が左右に座ると一番負荷がかかるところがつなぎ目のため、負荷がかかり割れたり、破損してしまいっいる。また、使用されている材料が南洋材と呼ばれる非常に軽い材料。
体重を耐えることができず、破損したと考えられる。


今回は修理と言うより『補強工事に近い修理』
まずは、先ほどのつなぎえパーツや弱っているところに、補強のため鉄の板を使用。

また、本来の構造体ではビスがきかない(集成材のため)。そのために、添え木をしてパーツをさらに強化する。

隅木も新しく製作。サイズが合うモノを再度新規制作して四隅にぴったり合うように接合。


これにて、強度が倍増。

革張りや布張りは一度張られてしまうと、構造体を見ることができない。
このように、中を剥がすとちょっと家具作りとはかけ離れている時もある。
今回のソファは集成材や木を使用していたが、場合によっては構造体が、段ボールや紙、発砲シチロールの塊のような構造体ソファも無いわけではない。

購入する際に、ぜひ中身もチェックしてみたいものだ。

このような様に、家具がどうなっているかを気になる方も多いはず。
また、家具の修理工程がどのようにされているかも、最近は見てみたいという方も増えている。
そこで、ダニエル『家具の病院』では定期的に工房見学会を開催して、実際にどのように修理するか、どのようなところを確認すると、『後悔しない家具選び』が出来るかのポイントを共有するイベントを開催している。
次回は10月10日 横浜の西区にあるダニエル横浜工房で開催予定。

ご興味ある方は電話0120-497669 ダニエル『家具の病院』へ。

ダニエル『家具の病院』のオフィシャルホームページはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『元町チャーミングSALE』 ダニエル元町本店でひとあし早くスタート

2011年09月01日 | weblog
今年で50周年を迎える横浜・元町商店がのSAEL
その昔は山手の洋館に住まわれていたVIPの方々が、夏の避暑地から帰ってきたころを見越したのがスタートで、
一般的な時期とは少し外れた、街全体の大イベント。

『昔から、良いモノが安くなる。』または、横浜元町のファッションブランド・『キタムラ』・『ミハマ』・『フクゾウ』の『濱トラ』の時代も、常に多くの方々を魅了してきたSALEです。



『家具の病院』運営する、ダニエル元町本店では、
家具・インテリアを販売するにあたって、実際に開催される一週間『今年は9月17日~25日』ではサイズを測ったり、色調を選んだりするのに時間がかかるため、今年は本日(9月1日)よりスタートしました。

普段店頭に並んでいる『ダニエルオリジナル家具』を始め、人気の『アーコール』・『スティックレー』・『レイジ―ボーイ』等、海外製品は今だけのお買い得『円高還元』も含めた特別価格。

その他、マルニの『地中海シリーズ』を含めた人気アイテムや、シモンズベッド等、とてもとてもお買い得。

本日の目玉は、特別のそろえたシルクのペルシャ絨毯。
10枚用意したにもかかわらず、本日完売。明日のために、数枚追加をしておりますが・・・。

普段からご覧いただいております、国内外の有名ブランド家具・インテリア雑貨が一堂にSALEになっています。

この時期だけの一点モノSALE。そのため売り切れはご容赦ください。

SALEに関してはこちらのWEBで詳しく特集しています。

ダニエル元町本店『元町チャーミングセール特集ページ』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜 都筑阪急で『家具修理の病院』開設 無料相談会開催

2011年08月29日 | weblog


都筑阪急にて『ダニエル元町フェア』開催


9月6日(火)まで
横浜港北区にある『都筑阪急』店において
ダニエル元町フェアを開催。
会期中はダニエル運営『家具の病院』が特設相談会を実施。

家具の修理の相談からお部屋のカーテン・絨毯やキッチンなどの『住まいのリフォーム』まで
無料相談会を開催いたします。

ぜひ、この機会にお問い合わせください。
都筑阪急の詳しい内容はこちら(Webチラシもご覧いただけます。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工場見学会 23年8月20日

2011年08月20日 | weblog

最近新聞等で話題になっている工場見学会が、ダニエル横浜工場で開催されました。毎回10人以上の方が、参加され木部修理、張りの修理、またダニエル製品の工程を興味深く見学されてます。





修理による環境への貢献、家具の良し悪しの見方を勉強されました。

次回の工場見学会は、平成23年10月10日午後1時30分から午後4時30分の予定です。見学会参加希望の方は、メールinfo@kagunobyouin.jpまたは、電話0120-497-669までご連絡ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする