BIGBANGのV.I「YGでデビューしたいならBIGBANGを越えなければならない」
OhmyStar |2013年08月31日19時10分 (Kstyke 経由)
2枚目のソロミニアルバムでカムバック…作詞・作曲はもちろん、プロデュースまで挑戦
デビュー7周年を迎えたグループBIGBANGの末っ子V.Iが2年7ヶ月ぶりに2枚目のソロミニアルバム「LET'S TALK ABOUT LOVE」で戻ってきた。BIGBANGの末っ子で可愛いイメージとウィットに富んだトークで愛されているV.Iは、音楽的な部分においても一歩たりとも譲らない激しい勝負をかけていた。
2枚目のミニアルバム「LET'S TALK ABOUT LOVE」でV.Iは、作詞・作曲はもちろん、プロデュースにまで挑戦した。初めてプロデュースに挑戦したV.Iはアルバム制作の全過程に参加したという。
「ソロアルバムの作業を始めるようにとヤン・ヒョンソク代表から言われました。そこでBIGBANGのG-DRAGON兄さんとTEDDY兄さんにプロデュースを頼みましたが、二人共忙しすぎたんです。TEDDYは2NE1と新人カン・スンユンのプロデュースをしており、G-DRAGON兄さんはソロワールドツアー中で僕のアルバムを担当できない状況でした。ずっと待っていては僕のアルバムを出すことができないと思い、結局自分でやることにしました。
プロデューサーは楽曲の制作だけするのではなく、アルバムの発売やプロモーションまでの全過程に参加します。それでこれを機に勉強しようと思ってこのアルバムの全ての会議に出席しました。ミュージックビデオ、予告映像などをはじめ、いつ公開してどんなイメージを公開するかなど、細かい作業まで全部一緒にしました。いい経験でした。7年目の歌手としてこの全ての過程に参加したことがとても大きな楽しみとなり、やりがいも感じました」
バラエティ番組でのイメージを抑え、重さを感じさせたかった
今回のミニアルバムのタイトル曲「言わなきゃいけないことがある(GOTTA TALK TO U)」は、速いテンポに叙情的な印象を加えたハウス系の楽曲である。また、最初のトラック「LET'S TALK ABOUT LOVE」は同じグループのメンバーであるG-DRAGONとSOLが作詞・作曲に参加し、サポートした。今回のアルバムで一番気を遣ったことは何だろうか。
「バラエティ番組でお見せしてきたV.Iのイメージを抑え、重い印象をアピールしたいと思いました。グループで一番若いですが、歌を歌うときにイメージが軽ければ音楽そのものも軽く伝わってしまうだろうと思い、男らしさと重みを強調しようとしました。そういうふうに抑えておかないと僕の音楽自体が軽くならざるを得ないのです。そのため、MVやジャケット撮影などでもハンサムになったと言われたくて、ビジュアルにも物凄く気をつけました」
デビュー7周年になるベテラングループBIGBANG。他のメンバーらはよりカリスマ性のあるカッコいい男としてのイメージを歌だけでなく、大衆的にもかなりアピールしているが、依然としてV.Iは可愛いイメージとして位置づけされている。不便な事はないのだろうか。
「新人だったときは、女装や幼稚園児の服装のようなものも僕が着ていたと思います。衣装も兄さんたちが先に選んで最後に残ったものを僕が着なければなりませんでした。実際にT.O.P兄さんやG-DRAGON兄さんがカッコいい部分を上手くアピールしていると思います。僕もそうしてしまうとバランスが取れなくなるので、僕にできるポジションを上手く生かした方がいいと思います。また、兄さんたちがやりたくないと思うものを僕だけの才能と魅力で上手くアピールすることが末っ子の役割だと教わりましたので。僕のポジションで頑張らなければと思います」
今回のミニアルバムの3番目のトラックである「GG BE」はYGの新人ガールズグループのメンバーと知られたキム・ジェニ(Jenny Kim)がフィーチャリングし、話題を集めた。
「『GG BE』 は女性に騙されている心境を表現した楽曲ですが、女性をずっと攻撃する歌詞でそれでは女性の気分を害すから、女性の反論が入った方がいいと言われ、女性の声を入れる方向で意見が一致しました。そのときすぐそばでジェニが練習をしていました。頼んですぐにレコーディングをしましたが、ヤン代表もいいと思ったのかそのときレコーディングしたものをそのまま収録することになりました」
自身のソロアルバムをプロデュースしたV.I.は、一緒に作業した共同作曲家からもう一度一緒に作業したいという提案も受けた。V.Iのプロデュースの実力に対し、間接的に賛辞を送ったのだ。
「アルバムのプロデュースというものが、これほど大変なことだとは思いませんでした。ヤン代表やG-DRAGONは何枚もこのようにアルバムを出してきましたが、本当に凄いと思います。厳しい過程を経てアルバムが出ましたが、一緒に作業をした共同作曲家の方々が『後でV.Iと他の楽曲の作業も一緒にしてみたい』とおっしゃってくれました。本当に実力のある作曲家の方がそうおっしゃってくれたのでとても気持ちよかったです。僕の事を認めていただいたものだから嬉しかったです」
8年前のBIGBANGもサバイバルを経験したが、今の「WIN」は違う
最近YGエンターテインメント(以下「YG」)で8年ぶりに新人男性グループを選抜する番組tvN「WIN – WHO IS NEXT」(以下「WIN」)の放送を開始し、話題になっている。YGがBIGBANGの後を継ぐ男性アイドルグループWINNERを選抜するためサバイバル競争を導入したのだ。11人の練習生をAチームとBチームに分け競争を繰り広げ、視聴者投票によって優勝したチームを選ぶ。V.Iは11人の練習生のうち注目している新人としてキム・ジヌを挙げた。
「Aチームにいるキム・ジヌを応援したいと思います。アカデミー事業で僕のところいた彼は、4年前YGに入ってきました。長い間YGにいたし、自身の人生をかけています。アカデミーからYGに来る時、『君の道は君が行け』と手を引きました。しかし、どうしても一番愛着がありますし、応援してあげたいです。他の人たちも寂しくて大変だと思います。BIGBANGもサバイバル番組でデビューしたので、彼らの気持ちはよく分かります」
8年前BIGBANGがオーディション番組を通じて結成された当時と比べ、今YGのサバイバルバトル番組「WIN」を通じて男性グループWINNERを結成することにはどういう違いがあるのだろうか。
「当時はBIGBANGのようなグループがYGにはいなかったので今より順調でした。でも、今のYGはそのときとは全く違うと思います。BIGBANG、2NE1、PSY(サイ)などがいますよね。今はYGで平凡な実力ではデビューできません。BIGBANGや2NE1を越える歌手が出てこそデビューさせたいと思うでしょう。それでサバイバル『WIN』の練習生たちは本当に大変だと思います。先輩歌手を越えなければデビューできないという言葉は本当に残酷ですね」
最後にV.Iは今回のソロアルバムのリリースとともに単独コンサートへの意欲も示した。彼は「単独コンサートを通してまた違う魅力をお見せしたい。ツアーをしながらBIGBANGのメンバーとして相当実力がついたのでソロステージで力量をお見せしたいです」と張り切った。
元記事配信日時 : 2013年08月29日10時10分 記者 : チョ・ギョンイ