趣里さんが笠置シヅ子さんを演じるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
放送開始から約1月、大阪から東京に上京、ついに羽鳥善一氏と出会い、デビュー曲『ラッパと娘』で運命が大きく変わることに。
放送開始前、草彅剛さんの羽鳥善一役の配役に失礼な事を書いてしまいましたが、どうやら謝らなくてはいけないようです。ごめんなさい。
ヒロインのスズ子が初めて羽鳥善一氏に会った時、別れのブルースを作曲したことを知り、ワテあの歌好きですと興奮すると楽譜を渡され「それじゃ明日」と。
ところがいざレッスンとなると、歌いだしの部分を500回もダメ出し、羽鳥は具体的なことは言わず、ジャズだよジャズと言うだけ。
スズ子はその意味がわからず悪戦苦闘、そしてジャズは今の気持ちを感じたままに唄うことだ気付く(翁の感想)。
そして、ついに梅丸楽劇団の旗上げ公演初日でスズ子が覚醒、デビュー曲の『ラッパと娘』を熱唱、圧巻の歌いっぷりでした。
えっ!これ朝ドラだよねと本当に驚きました。歌って踊って、凄い女優さんが出てきたものだと感心しています。
そして、『ラッパと娘』の歌詞のバドジズ・デジドダーというフレーズ、何となく早口言葉みたいですが、ジャズ特有のリズムの良い“スキャット”というものだそうで言葉自体には特に意味はないそうです。
それにしても、こんなモダンな曲、よく戦前に作りましたね。古関裕而さんといい服部良一さんといいお二人とも凄い人たちなのですね。
最近は何かと嫌なニュースが多いですが、朝ドラの彼女たちの歌やダンスを視て、朝から贅沢なステージを視ているようで気持ちがパーっと明るくなります。
そして何と言ってもあのバドジズ・デジドダーが耳に残り脳裡から離れません。昨日はYouTubeで3回も視てしまいました。
なお、趣里さんは紅白にも出るそうです。そうなると彼女のシーンだけでも視てみたくなります。一人であそこまで人を惹きつける演技力と圧巻の歌唱力、血は争えませんね。
ご参考に
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そして、唄うスズ子の後ろでタクトを振る羽鳥善一こと草彅剛さん、楽しそうにタクトを振る姿、やはりこの役は彼しか演じることが出来ないのかもしれません。
このドラマ、これから山あり谷あり、波乱万丈の展開になると思いますが、前言を翻しついていきたいと思います。
今日も良い一日を・・・