伊藤忠商事の子会社「伊藤忠ファイナンス」が債権譲渡名目で約7億5千万円をだまし取られたという記事。
「捜査2課によると、近野容疑者らは、経営する会社が大手生命保険会社と代理店契約を結んでいて手数料債権があると偽り、2008年3月、債権を売る代金として約7億5千万円を口座に振り込ませ、詐取した疑いがある。
近野容疑者の会社は以前、この生保会社と実際に代理店契約を結んでいた。近野容疑者らは伊藤忠ファイナンスとの交渉に生保会社の会議室を使用。清水容疑者が生保社員を装って同席し、偽造の社員証や名刺を示して信用させていたという。・・・」
手の込んだ詐欺には違いありませんが、債権の実在性を確かめる手続きが十分だったのかという疑問がわきます。
架空社債発行:容疑で丸美元幹部5人を逮捕 福岡県警など(毎日)
こちらは、実在しない会社の社債を売っていたという記事。「架空社債の発行で少なくとも21都道府県の延べ約490人から約25億円を集めた」そうです。
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この架空社債事件では、架空会社の代表取締役として、公認会計士の名前が勝手に使われていたそうです。
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