福岡県直方市の郵便局長7人が、同じ地区内で要職に就く局長3人に対し、損害賠償を求める訴訟を起こしたという記事。不祥事を内部通報したところ、不利益を被ったとのことです。日本郵便は被告にはなっていないようです。
「訴状によると、2015年6月に直方市に郵便局が新設され、前統括局長の息子が局長に就任。18年に複数の局員から、息子が現金確認の検査を怠っていたとする社内規定違反に関する情報提供があり、原告は日本郵便本社の内部通報窓口に実名で通報した。
前統括局長は19年1月、原告に対し「本社に息子のことを通報した者がいるが、関係してないか」「本社の情報をくれた者も、こんなことが起こって大変申し訳ないと恐縮している」と内部通報したことを認めるよう迫った上、「犯人が局長やったら、そいつら絶対つぶす」「誰のおかげで局長になれたと思っているのか」と繰り返し脅したという。
統括局長と副統括局長らは同年3月以降、原告のうち3人に社内の役職を辞めるよう要求。その結果、1人が降格させられ、2人はうつ状態となり、辞任届を提出せざるを得ない状況に追い込まれたという。」
会社の責任もありそうです。内部統制のルールの遵守もなされていないのでは。また、息子の問題に、なぜ親が出てくるのか...。
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